小島教育研究所

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望月新一、京都大学数理解析研究教授によるABC予想の証明について。

2017-12-18 | 数学研究
2012年から足かけ5年間に渡る査読。
検証に随分と時間がかかった証明だ。
4編の主論文からなる総ページ500超の大作だ。

広中平祐氏の大定理と言われる、特異点解消プログラムも300ページを超える論文であるが、望月教授の証明は、それを上回る大著である。

現在、望月教授は48歳で、フィールズ賞の規程である40歳未満の条件を満たしていない。しかし、フェルマーの最終定理を証明したワイルズ氏は世界数学者会議にてフィールズ特別賞を40歳代で受賞した。現在、世界数学者会議の議長は、おなじく京都大学数理解析研究の所属である森重文氏だ。次回世界数学者会議で、望月教授がフィールズ特別賞を受賞するチャンスは大いにある
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