ノーペル文学賞受賞作家の大江健三郎さんが亡くなった。氏の作品の中では、厳粛な綱渡りが特に好きだった。どちらかと言えば、曖昧さのない、生硬な表現が多い作家だった。それは、若き頃から既に自身の作品を多くの国々の人に読んでもらうことを意識してのことだった。それが証拠に、氏の作品は多くの国々で、翻訳されている。そのことがあって、ノーベル賞を受賞できたのではないか。氏の訃報に接し、改めて氏の偉大さを痛感したしだいだ。
約28兆円の負債総額をもって経営破綻したシリコンバレーバンク。総資産約28兆5千億円。
預金の大半がわすか2日間で引きろし、解約され敢え無く倒産。創業40年のベンチャー企業を主な顧客とした銀行の呆気ない幕切れだった。
預金額が全米第19位の銀行。IT企業の先行きに不安を残す銀行破綻の一幕だった。