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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

2024年度の共通テストより情報1が必須科目となる。

2020-10-29 | 共通テスト
2022年から情報科目は情報1となり全ての高校生が学ぶ。それに伴い科目の再編を大学入試センターが発表した。
端末を一人1台貸与することは見送られた。回答方式はマークシート方式。

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2022年度より始まる高校での情報1は必修科目であり、2024年度の共通テストでも基本科目として出題される予定。

2020-08-14 | 共通テスト
情報1の内容について。

新学習指導要領「情報1」は以下の通り

第10節 情 報

第1款 目 標

 情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ,情報技術を活用して問題の発見・解決を行う学習活動を通して,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適
切かつ効果的に活用し,情報社会に主体的に参画するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。

(1) 情報と情報技術及びこれらを活用して問題を発見・解決する方法について理解を深め技能を習得するとともに,情報社会と人との関わりについての理
解を深めるようにする。
(2) 様々な事象を情報とその結び付きとして捉え,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を養う。
(3) 情報と情報技術を適切に活用するとともに,情報社会に主体的に参画する態度を養う。

第2款 各 科 目

第1 情報Ⅰ

1 目 標

情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ,情報技術を活用して問題の発見・解決を行う学習活動を通して,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用し,情報社会に主体的に参画するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。

(1) 効果的なコミュニケーションの実現,コンピュータやデータの活用について理解を深め技能を習得するとともに,情報社会と人との関わりについて理解を深めるようにする。
(2) 様々な事象を情報とその結び付きとして捉え,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を養う。
(3) 情報と情報技術を適切に活用するとともに,情報社会に主体的に参画する態度を養う。

2 内 容

(1) 情報社会の問題解決

情報と情報技術を活用した問題の発見・解決の方法に着目し,情報社会の問題を発見・解決する活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

ア 次のような知識及び技能を身に付けること。

(ア) 情報やメディアの特性を踏まえ,情報と情報技術を活用して問題を発見・解決する方法を身に付けること。
(イ) 情報に関する法規や制度,情報セキュリティの重要性,情報社会における個人の責任及び情報モラルについて理解すること。
(ウ) 情報技術が人や社会に果たす役割と及ぼす影響について理解すること。

イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。

(ア) 目的や状況に応じて,情報と情報技術を適切かつ効果的に活用して問題を発見・解決する方法について考えること。
(イ) 情報に関する法規や制度及びマナーの意義,情報社会において個人の果たす役割や責任,情報モラルなどについて,それらの背景を科学的に捉え,考察すること。
(ウ) 情報と情報技術の適切かつ効果的な活用と望ましい情報社会の構築について考察すること。

(2) コミュニケーションと情報デザイン

メディアとコミュニケーション手段及び情報デザインに着目し,目的や状況に応じて受け手に分かりやすく情報を伝える活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

ア 次のような知識及び技能を身に付けること。

(ア) メディアの特性とコミュニケーション手段の特徴について,その変遷も踏まえて科学的に理解すること。
(イ) 情報デザインが人や社会に果たしている役割を理解すること。
(ウ) 効果的なコミュニケーションを行うための情報デザインの考え方や方法を理解し表現する技能を身に付けること。

イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。

(ア) メディアとコミュニケーション手段の関係を科学的に捉え,それらを目的や状況に応じて適切に選択すること。
(イ) コミュニケーションの目的を明確にして,適切かつ効果的な情報デザインを考えること。
(ウ) 効果的なコミュニケーションを行うための情報デザインの考え方や方法に基づいて表現し,評価し改善すること。

(3) コンピュータとプログラミング
コンピュータで情報が処理される仕組みに着目し,プログラミングやシミュレーションによって問題を発見・解決する活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
(ア) コンピュータや外部装置の仕組みや特徴,コンピュータでの情報の内部表現と計算に関する限界について理解すること。
(イ) アルゴリズムを表現する手段,プログラミングによってコンピュータや情報通信ネットワークを活用する方法について理解し技能を身に付けること。
(ウ) 社会や自然などにおける事象をモデル化する方法,シミュレーションを通してモデルを評価し改善する方法について理解すること。

イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) コンピュータで扱われる情報の特徴とコンピュータの能力との関係について考察すること。
(イ) 目的に応じたアルゴリズムを考え適切な方法で表現し,プログラミングによりコンピュータや情報通信ネットワークを活用するとともに,その過程を評価し改善すること。
(ウ) 目的に応じたモデル化やシミュレーションを適切に行うとともに,その結果を踏まえて問題の適切な解決方法を考えること。

(4) 情報通信ネットワークとデータの活用

情報通信ネットワークを介して流通するデータに着目し,情報通信ネットワークや情報システムにより提供されるサービスを活用し,問題を発見・解決する活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。

ア 次のような知識及び技能を身に付けること。

(ア) 情報通信ネットワークの仕組みや構成要素,プロトコルの役割及び情報セキュリティを確保するための方法や技術について理解すること。
(イ) データを蓄積,管理,提供する方法,情報通信ネットワークを介して情報システムがサービスを提供する仕組みと特徴について理解すること。
(ウ) データを表現,蓄積するための表し方と,データを収集,整理,分析する方法について理解し技能を身に付けること。

イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。

(ア) 目的や状況に応じて,情報通信ネットワークにおける必要な構成要素を選択するとともに,情報セキュリティを確保する方法について考えること。
(イ) 情報システムが提供するサービスの効果的な活用について考えること。
(ウ) データの収集,整理,分析及び結果の表現の方法を適切に選択し,実行し,評価し改善すること。

3 内容の取扱い

(1) 内容の(1)から(4)までについては,中学校までの情報と情報技術及び情報社会に関する学習,問題の発見・解決に関する学習並びにデータの活用に関する学習などとの関連に配慮するものとする。
(2) 内容の(1)については,この科目の導入として位置付け,(2)から(4)までとの関連に配慮するものとする。アの(イ)及び(ウ)並びにイの(イ)及び(ウ)については,生徒が情報社会の問題を主体的に発見し明確化し,解決策を考える活動を取り入れるものとする。
(3) 内容の(2)のアの(イ)については,身近で具体的な情報デザインの例を基に,コンピュータなどを簡単に操作できるようにする工夫,年齢や障害の有無,言語などに関係なく全ての人にとって利用しやすくする工夫などを取り上げるものとする。
(4) 内容の(3)のアの(イ)及びイの(イ)については,関数の定義・使用によりプログラムの構造を整理するとともに,性能を改善する工夫の必要性についても触れるものとする。アの(ウ)及びイの(ウ)については,コンピュータを使う場合と使わない場合の双方を体験させるとともに,モデルの違いによって結果に違いが出ることについても触れるものとする。
(5) 内容の(4)のアの(ア)及びイの(ア)については,小規模なネットワークを設計する活動を取り入れるものとする。アの(イ)及びイの(イ)については,自らの情報活用の評価・改善について発表し討議するなどの活動を取り入れるものとする。アの(ウ)及びイの(ウ)については,比較,関連,変化,分類などの目的に応じた分析方法があることも扱うものとする。

以上が新学習指導要領の内容。

2024年からの共通テストでは、上記の(3) コンピュータとプログラミング(4) 情報通信ネットワークとデータの活用の分野からの出題となる模様。またCBTを導入しプログラミングに対応する予定という。なお出題に当たっては情報処理学会が全面的に協力することを表明している。

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来年度の横浜国立大学入試について。2次試験は教育学部を除いて、実施せず共通テストの結果で合否判断。

2020-08-06 | 共通テスト
 新型コロナウィルスの感染を避ける意味で、今回の措置となった。
大学の英断を称えたいと思う。
センター試験から共通テストの流れでは、当然の帰結と言える。
ごく一部の難関校は横浜国立大学に右へ倣えか?
 今後の他大学の動向を注視しよう。


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大学入試日程、固まる 共通テストは第2日程も設定(朝日新聞EduAより)

2020-06-21 | 共通テスト


 新型コロナウイルスの影響で、変更も検討されていた大学入試の日程がようやく決まりました。11月の学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願と、来年1月の大学入学共通テスト(旧センター試験)の試験日は予定通りに。最も早い総合型選抜(旧AO入試)の出願は、予定された9月1日から2週間遅らせます。総合型選抜を除けば日程に変更はありませんが、「学習の遅れ」を理由にした、共通テストの第2日程(追試)の設定や、各大学の個別試験における出題範囲の配慮など、例年と異なる対応も示されました。

 2021年度入試をめぐっては、高校や大学などの各団体と文部科学省が17日に協議して合意し、19日に文科省が「大学入学者選抜実施要項」を発表しました。主な内容は以下になります。

<決まった内容の要旨>
(1)日程について
・総合型選抜の出願開始は9月15日(2週間後ろ倒し)
・学校推薦型選抜の出願開始は11月1日(予定通り)
・大学入学共通テスト(第1日程)は1月16、17日(予定通り)

(2)第2日程(追試)、その他について
・共通テストは1月30、31日を「第2日程」として設定。第1日程の追試を兼ねる。さらに第2日程の追試として、2月13、14日に「特例追試」を設定
・第2日程は47都道府県に会場を設定(これまでは東京と大阪のみ)
・第2日程の受験は、病気やけがなどの理由のほか「学習の遅れ」が理由でも認める
・第2日程の難易度は第1日程と同じとし、得点調整はしない
・各大学の個別試験についても追試の設定を求める
・個別試験では、主に高3で学習する科目で発展的な学習内容から出題しないよう出題範囲の削減や、選択問題を増やすことを大学に求める
・総合型・学校推薦型選抜の出願時、調査書に高3の評定が記載できなくても可とする

 日程については、新型コロナの影響で5月末まで授業がなかったり、不十分だったりした高校があり、予定通りだと一部の受験生が不利益をこうむるという指摘が出ていました。全国高校長協会(全高長)が全国の高校に日程の希望を調査した結果、約7割は「予定通りの実施を」と答え、約3割は「延期を希望」と回答しましたが、全高長は「一番厳しい状況の地域に配慮をするべきだ」として1カ月の後ろ倒しを求める方針を示していました。全高長のメンバーである私立高校の多くや大学側は混乱を避けるため、後ろ倒しには反対でした。

 こうした中、17日夕の協議は文科省が対応案を示したうえで非公開で開かれました。全高長は文科省案について、「1カ月後ろ倒しという要望もしたけれども難しいということであるならば(追試などで受験生に配慮した)この案はありがたい」と発言したといいます。

 総合型選抜は、AO入試だった昨年までは8月1日からの出願でしたが、今年度の予定では9月1日からと、もともと1カ月遅くしていました。背景の一つは、学生確保のため一部の大学が8月中に合格を発表するなど、AOの早期化が問題視されたためです。それを今回、さらに2週間、遅らせることになりました。ただ、合格発表は11月以降で変わりません。

 また、学校推薦型選抜は昨年と同じ11月からの出願で、新型コロナの影響があっても日程は変えないと決まりました。遅くすると、推薦型で不合格だった受験生が一般選抜に切り替えるのに時間が短すぎる、という理由からです。合格発表は12月以降と決められています。


今回の対応で注目されるのは、共通テストの第2日程(追試)の設定です。

 これまでのセンター試験でも追試はありましたが、時期は本試験の1週間後でした。来年は、第2日程として、新型コロナの潜伏期間をふまえて2週間後と決まりました。また、これまで追試の対象は病気などやむを得ない事情で受験できない人でしたが、今回の第2日程は、長期休校などによる「学習の遅れ」を理由に選ぶことも認めました。ただ、現役生が対象です。

 また、これまでは2カ所(東京と大阪)だった会場も、47都道府県に増やします。文科省によると、第1日程と第2日程の難易度が同じになるように問題を作り、もし平均点に差が生じる結果となっても得点調整はしません。

 では、受験生は第1日程と第2日程を自由に選べるのでしょうか? 例えば、「2週間の猶予がもらえるし、第1日程の内容が分かれば出題傾向も分かるから第2日程を受けるのが有利」という判断も考えられます。

 19日の閣議後会見で萩生田光一文科相は「選びたいということであれば、基本的には第2日程をあらかじめ選ぶということを現役の高校生には可能として参りたい」と語りました。

 17日の協議では「条件として、例えば高校の校長先生から、学習の遅れを何らかの形で証明してもらうというようなことが必要になるのではないか」という意見があったそうです。高校側から、4、5月に十分な授業ができなかったということを伝える手続きなどが想定されます。ただ、「出題傾向を見たいのでこっち(第2日程)を選びたいというようなケースは認められないのではないか」との意見もありました。

 第2日程はどのぐらいの人数が受けるのでしょうか。現時点ではもちろん分かりませんが、47都道府県での会場確保にも関わる点なので、文科省は早めに受験生の意向調査をする必要性を示しています。
緊急対応用の「特例追試」も 大学側には出題範囲などで配慮を要請

 主に高校3年生が学ぶ数学IIIと日本史、物理の教科書
さらに、病気などで第2日程も受けられなくなった受験生を対象に、新規に「特例追試」を第2日程の2週間後、つまり2月13、14日に設けます。文科省によると、協議では「追試の追試(特例追試)についても学習が遅れた人が選択できるようにしてほしい」との声があったものの、「共通テストそのものとは異なる緊急対応用のもので、学習の遅れに応じて選べるようにすることは望ましくない」という意見が出たそうです。19日の閣議後会見で、萩生田文科相は「学習の遅れを理由に『追試の追試』(特例追試)を受けるということは原則認めません」と語りました。

 また、受験生が感染した場合などを想定し、各大学の個別試験についても追試の設定など、受験機会の確保策を決めることを求めています。

 休校の影響で学習が遅れた生徒を想定し、文科省案では共通テストの科目指定で、大学側に配慮を要請しています。例えば、地歴・公民、理科の指定を2科目から1科目に減らしたり、「物理」から「物理基礎」にするといった科目の変更を認めたりする内容です。

 また、個別試験で、主に高3で習う科目(数学III、物理、化学、生物、地学、世界史B、日本史B、地理B、倫理、政治・経済)に選択問題を設けることや、「発展的な学習内容」から出題しないこと、などを強く求めるとしています。

上野創(EduA編集部ディレクター)

以上


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2020年センター試験講評(数学1A)来年度令和3年、共通テスト元年に向けて。

2020-02-04 | 共通テスト
センター試験としての最後の出題でした。共通テストまでの道のりはご承知の通り、紆余曲折を辿りました。
英語ヒヤリング試験の民間委託問題。数学国語の記述試験見送りなど、問題山積みです。

今回のセンター試験の役割は、来る共通テストの試行テストとしての役割を担っています。
来年度、令和3年度が初回の共通テスト。過去に試行テストが行われましたが、大きな変更があり、本来は試行テストを行いたいが、時間の押しせまった状況から、それを見送った形です。

早速、内容について見てみます。

第1問
[1](1)直線の傾き
 (2)x軸との交点
[2](1)集合と論証
   (2)要素、非要素
   (3)反例
 [3](1)二次関数と線分が共有点を持つ条件
   (2)グラフの平行移動量、y軸との交点のy座標

第2問
[1]図形と計量、余弦定理、正弦定理
 [2]データ分析
  (1)四分位数の特徴
  (2)箱ひげ図の正誤
  (3)ヒストグラムと箱ひげ図
  (4)男女の年齢差のヒストグラム

第3問 
 [1]確率の正しい記述
 [2]コイン投げの確率計算

第5問 図形の性質
 チェバの定理、メネラウスの定理、△ABCに対するそれぞれの面積比
 方べきの定理、内接四角形の性質

各問題とも、大問の後半へと息の長い考察を求めています。
7,8割の解答であっても、時間を考慮して次の問題に取り組むことも必要です。
(「見切り千両」の言葉あり)
大問の最初で、基本事項の理解度を試す問題を配置しています。
以前と比較すると、問題の誘導がやや不親切な印象を受けます。

この、内容、分量では全国平均が50点そこそこは妥当な成績と言えます。
ただ、それであっても上位層は満点近くとれる問題セットです。
来年度の共通テストでの数学1・Aでは試験時間が70分へと10分延長されます。
分量のさらなる増加と難易度アップが予想されるので、周到な準備が望まれます。


【参考資料】

2020年1月29日大学入試センター発表(別添資料)

令和3年度の出題教科・科⽬の問題作成の⽅針

(4)数学(数学Ⅰ,数学Ⅰ・数学 A,数学Ⅱ,数学Ⅱ・数学 B)
○ 数学的な問題解決の過程を重視する。
事象の数量等に着⽬して数学的な問題を⾒いだ すこと,
構想・⾒通しを⽴てること,
⽬的に応じて数・式,図,表,グラフなどを活⽤し, ⼀定の⼿順に従って数学的に処理すること,
及び解決過程を振り返り,得られた結果を 意味付けたり,活⽤したりすることなどを求める。

また,問題の作成に当たっては,
⽇常 の事象や,数学のよさを実感できる題材,
教科書等では扱われていない数学の定理等を
既知の知識等を活⽤しながら導くことのできるような題材等
を含めて検討する。

以上大学入試センター発表



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1月29日、大學入試センター来年度の試験形式、試験時間の変更等を発表。

2020-01-30 | 共通テスト
国語:当初予定の試験時間を100分から現行と同じ80分にすること。
数学:数学Ⅰ・Aの試験時間を現行60分から70分に10分間の延長。
英語:筆記(リーディング)100点、ヒアリング100点の点数配分。
   なお、発音、アクセント問題は筆記から無くなる。
以上の概要が発表された。

なお、試行テストは行わない旨も発表された。

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国語、数学における記述式テスト見送り決定。

2019-12-19 | 共通テスト
文部科学省は2021年より実施予定の共通テストにおいて、国語、数学における記述試験を行わないことを決定したと発表した。
採点に客観性が持てないことが主な要因とした。採点者による採点のばらつきが拭い去れないことを認めた。英語試験の民間委託が中止となったことと併せて、新テストである共通テストは大きく躓き、現行のセンター試験と変わらぬ問題形式となる。制度設計の実施場面での躓き発生の要因を分析する必要がある。


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