NO TIME BUT NOW

『今を戦えない者に、次や未来を語る資格は無い』に人生は尽きます。

増す増す幸せ

2007-10-07 22:46:32 | Weblog
楽しい湯河原旅行から戻ってきました。

東海道線を降りてまず向かったのは、トイレ。
それから『味の大西』という、ゆでわんたんが冴え渡るお店に行きました。
振り返ると、これが今回の旅で1番キラキラしていた可能性があります。

駅前からバスにしがみついて『双美荘』へ。
建物の側面を見て悪寒を感じつつ、先に近くの川と公園を散策。
下水かもしれない水の滝が、マイナスイオンの嵐を巻き起こしていました。

実際に『双美荘』に入って偏見を反省しながら、多少安心。
お部屋のあまりおいしくないお茶菓子に遭遇し、再度危険信号点滅。
合宿所と勘違いされそうなネタ風大浴場に見舞われ、それは確信に。

ごはんがお部屋でというのは、旅館の構造的に必然のぜいたく。
良い意味で期待を裏切る普通のおいしさで、不思議な気持ちを味わいました。
ビールを軽々しく飲みながら、おなかいっぱい胸いっぱい。

いよいよ『双美荘』に愛着がわく事件が起こりました。
温泉卓球を申し込み、お部屋で電話連絡をいまかいまかと待機。
連絡の先に待っていたのは、予想通り衝撃の卓球台故障中でした。

屋上露天風呂は、予約なしかつ交代制かつ混浴という偶然の魔境。
何度も阻まれ、ついに制覇したその地は大興奮そのもので最高でした。
夜のお天気のおかげで天然のプラネタリウム温泉で、のぼせました。

寝不足で疲労困憊の朝も、ごはんは仲居さんがお部屋に運んでしまいます。
70歳で新人仲居さんという破天荒な採用をする『双美荘』が大好きです。
ごはんを食べているときに、おもむろに2度もブレーカーが落ちるオチ。

少し標高を上がったところを訪れるため、意気揚々とバスへ突進。
バス停の数はわりとあったのに、次が見える間隔の短すぎさにある意味感激。
人間のみでこなせる距離を、バスに憐みを与えてやった形になりました。

『万葉公園』を散歩すると、時が止まっている錯覚を起こせます。
途中の『熊野神社』でお賽銭を控える一方、お願いは確実に真摯に粛々と。
名物の『独歩の湯』が改修中と知りながら、行って良かったと強がれます。

温泉街で、毎度おなじみ温泉まんじゅうをばら売りで買います。
人工の崖みたいなところに置かれたベンチに座ると、ブリーズイズナイス。
旗がぱたぱたしていて、湯河原の評価がすごく高まりました。

東京に着いて、『小松庵』でおいしい生粉打ちそばを食べました。
家に帰る手前で先輩から声をかけていただいて、少しだけお鍋に参戦。
今年に入って最強の睡魔に襲われ、自分の声すら聞こえない瞬間も。

楽しい湯河原旅行から戻ってきました。
コメント (2)
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