ヨ コ シ マ ☆ ヨ コ マ ソ

ワーキングマザー16年目です。高校生と中学生の子育て、お出かけ、旅行記録など。
更新が滞りがちですが、元気です。

大地震

2011-03-11 13:20:14 | 生活
会議室で会議中に揺れ始める。いつもと違う揺れに、フロアは騒然。
居室は高層棟21階、揺れが半端ない!立っていられない。キャスター付きイスがフロアを滑る。

外を見ると、隣の高層ビルが、前後にユサユサ揺れている。
何とも不思議な光景だ。まるで、ビルが生きているよう。

断続的な揺れに船酔い状態、とても仕事にならない。
保育園はどうしたろう。ちょうど午睡明け頃だ。
子どもたちは無事?お迎えはどうしたらいいのか?
携帯が発信できず、会社の固定電話から両保育園に電話。
「皆、大丈夫ですよ。何時でも私が残ってお待ちしていますよ」
園長先生の力強い言葉。嬉しくて涙が出そうになる。

窓から眼下を見下ろす。終業時間が近づくも、電車の動く気配無し。
その一方で、歩道、車道ともみるみる交通量が増えていく。
会社から、「交通麻痺の為、社内に留まるよう」指示。
どうしたらいいんだろう。早くお迎えに行きたいのに。気持ちばかりが焦る。
携帯は依然として不通、トシチャンとも連絡が取れない。
固定電話からも、実家、両保育園とも電話がつながらなくなってしまった。
そのうち再び、「徒歩圏半径10キロ内在住者のみ帰宅せよ」という指示。
我が家は駅にして3駅分。Googleマップで9キロと出る。

よっしゃー!帰るぞ!チビっ子たち、待っとれよ!

帰宅者に防災バックが配られる。オレンジ色のナイロン巾着の中には水と乾パン。
同じフロアの後輩女子2人とともに21階を17時半に出発。

エレベータはもちろん閉鎖中、階段をぐるぐるぐるぐる降りる…め、めがまわる…
やっと1階に着く頃は、もうクタクタでゴールな気分。
いやいや、ここがスタート地点。

ここでトシチャンからメール受信。
「会社を出た、歩いて帰る、子どもたちはお迎えに行く!」

会社を出る。15号線の歩道は、既に徒歩帰宅の人で流れができている。
思うように歩けないのが、もどかしい。

一方トシチャンも会社から徒歩帰宅。
約1時間後には、無事、子ども達のお迎えが完了。
そのまま車で私のお迎えに来てくれ、
会社から約6キロ地点、19:30家族無事再会を果す。

車道も、歩道も、駅も、家に帰れない人でいっぱい。
保育園でお迎えを待っている他の子ども達。
会社の大多数の人は、会社の指示のもと会社に泊まっている。
テレビをつけると、信じられぬ光景。続く余震。

とても、手放しで喜ぶわけにいかない。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よかった (nao)
2011-03-12 14:37:58
無事帰宅できて何より。
よかったです。
家の旦那も1時間かけて歩いて帰宅しました。
その後、会社へと車で向かおうとしてましたが、あまりの渋滞ぶりに止めました。

こんなに怖い思いをしたのは初めてです。
子供もなんだか気持ちが不安定です。
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ブジデヨカッタ。 (kei-ice)
2011-03-12 18:58:50
よかった、無事で。
ほんとによかった。

怖かったね。
身内の方々、大丈夫かな??

マスミちゃん、トオルちゃんは大丈夫??
うちは3番目がすごく敏感で、ずっと抱っこ状態だよー。
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Unknown (まそより)
2011-03-27 00:33:07
naoさんへ
キアヌさん、車で送ろうとしたなんて、
さすがです。
私なんて、遠い家の友達に声を掛ける余裕すらなくて、なんて自分のことしか考えられないんだろうと反省しました、、、

keiさんへ
rinくん、地震怖いんだね。
そのくらいの子って、怖がりだったっけね。
マスミやトオルにも、花火や雷をひどく怖がった時期があったような。
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