ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

沖縄視察

2004年10月04日 | ましこノート
衆議院外務委員会委員派遣で二泊三日の日程で今日から沖縄にきている。10年ぶりに沖縄に来た。

沖縄到着から米軍ヘリコプター墜落事故調査のため沖縄国際大学で大学と宜野湾市長から事情聴取を行い、墜落現場を視察した。百聞は一見に如かず。
報道よりはるかにヘリ墜落の現場は生々しく事故の凄まじい跡を残している。犠牲者が出なかった事が不思議なほどであり現場や事故直後のビデオを見る限り奇跡としか思えない情況であった。
宜野湾市や大学そして沖縄県民の求める事故原因や今後の対策などについて今だ米軍から回答がなく、また墜落ヘリの一部機体に劣化ウラン等の放射能物質が使用されていたと見られているが、これらに対する回答も出されていない。

その後、米軍海兵隊普天間飛行場を視察し、米軍将校との懇談、そして普天間飛行場代替施設建設予定地の名護市辺野古を視察したが、沖縄は米軍基地との関係を抜きには考えられず歴史的に経済的に地域文化的に正面から向き合い問題解決を図って行かなければならない。そのためにも日米関係は従属主義ではなく率直に対等に新しい日米同盟を構築する必要がある。

明日は尖閣列島を視察予定である。
日中の火薬庫ともいわれている。日米関係以上に難しくなっている日中関係を改善するためにも重要な視察となる。