ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

民主党東北国会議員団研修会開かれる

2004年10月03日 | ましこノート
衆議院,参議院合わせて24名の民主党国会議員が東北地方にはいる。民主党の中では有力な地域である。
特に小沢一郎氏がいるということもあり東北は他の
地域に比べ結束すれば間違いなく全小選挙区で民主党が勝利することが可能だと見られている。
その意味でも今回初めて議員研修会を仙台で開催した。

小沢一郎会長の講演をはじめ次期総選挙対策の意見交換を行った。
小沢一郎会長の講演内容の要点は次のようだった。

民主党は明快なメッセージを国民に送ることが今、最も重要である。
自民党が既得権にしがみつき冷戦構造の崩壊後の地球規模の変化に対応できず間違いなく崩壊の プロセス入っている。

民主党にとり追い風になっているが生かしきれていない。一人一人が日常活動をしっかり行い明快なシグナルを国民に送ることが必要だ。自民党は先の総選挙や参議院選挙の結果、次の総選挙は死にものぐるいで向かってくる。だから我々も必死で日常活動を行いクリアカットな政策を国民に示さなければならない。

更に、日本だけでは生きていけない時代であり国際社会との協調が重要である。不安定な要素を抱える日米関係を見てもアメリカ従属主義は日米同盟の観点から好ましくない。対等な関係を新たに構築し真の日米同盟を確立すべきであり日中、日韓とも同様である。

温室から厳寒の外に出て今までのラッキーな成長から本物の成長へ変える時代である。そのために権力体制を 変える。すなわち政権奪取、政権交代が必要となる。
旧体制を残したまま新しいことは出来ない。

戦後の権力構造のなかにない政党が政権を取ることでなければ改革は出来ない。民主党が次期総選挙で政権を取ることができるかどうかにかかっている。