ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

早期解散を望む

2008年10月08日 | ましこノート
日に日に総選挙の足音も近づき、福島2区から立候補予定の
太田かずみ代議士と共に駆け回る毎日である。アメリカの
リーマン・ブラザーズの破綻以降、信用不安が世界中を駆け巡り、
一昨日昨日、ついにアメリカのダウ平均が1万ドル、日経平均は
1万円の大台割れをした。そして今日の終値は952円58銭安の
9203円32銭である。もはや麻生内閣では日本経済を
立て直せない警鐘と思わねばなるまい。これは恐慌でありながら、
政府は何も対策を打てていない。中小企業については金融機関が
自己資本比率維持のために、貸し渋り・貸しはがしをさらに強めるだろう。
先日、党の「金融対策チーム」に出席した際、金融庁に対して
現場の厳しい実情を話し、早急な対策を強く訴えた。
このようなマネーゲームの結果が真面目に生活する人々に
少しでも害が及ばないように努力したい。

今年度の補正予算が衆議院の予算委員会、本会議で採決、可決された。
私が7月に座長としてまとめた経済対策が所要額だけで
5兆円以上であったのに比べれば、1兆8000億円の補正予算が
日本経済に良い影響を与えるとは今日の株価を見ても思えないが、
審議拒否も引き延ばしもしない立場から民主党もこれに賛成した。
補正予算を早期に成立させるため協力する民主党の意を汲んで
麻生総理は衆議院を解散し、ただちに国民に信を問うべきである。

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