ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

つばさ会の集い

2004年10月18日 | ましこノート
福島県につばさ会という団体がある。
精神障害者の人達とその人達を支える団体である。
今日、81団体603名が磐梯国立青年の家に集まり第12回大会が開かれた。

精神障害者は全国に約200万人超いる。
福島県は約2万人超を数え入院可能ベットは僅か7000人分だそうだ。
入院から社会へと国の方針は転換されたが現実は容易ではないようだ。
社会の受け皿が整備されておらず社会にでても働く場所も少なくケアが充分でない。

加えて来年度は精神、知的、身体障害を一本化する動きが具体的になりつつある。
家族もボランティアも献身的活動をして支えているが、各障害者共通の親が保護者が 亡くなったら誰が世話を面倒を看てくれるのか等多くの課題ある。

私は積極的に障害者関係の会合に参加している。
相手の立場に飛び込んでいくことにより少しでも理解し合いたい。
だから障害者の人達にも自分で壁を作らずどんどん要求したらいいと呼び掛けている。

映画スーパーマンのアメリカ俳優、クリストファー・リーブさんの遺言「身体の不自由さで 人生に枠をはめられたくない」を障害者の皆さんに送る。