ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

偽装麻生追加経済対策

2008年10月31日 | ましこノート
今朝8時、民主党経済産業・財務金融合同部門会議を開催した。
昨晩20分にわたってテレビ・ジャックを行い、追加経済対策
記者会見を開いた中身を内閣府・財務省から聴取した。
結論から言えば、財源の裏付けもない時系列的工程表もない
霞ヶ関の各役所からの案を羅列しただけの空証文と同じ
偽装麻生追加経済対策である事が明らかになった。
加えて言えば民主党マニフェスト・追加経済対策案の盗用・
パクリが目立つのである。生活支援定額給付金も具体策は
何も全く決まっていないし、税制改正の必要な中小企業法人税
軽減はじめ高速道路料金の大幅引き下げ、住宅ローン減税等、
年末の税制調査会まで待つのか前倒しするのかについても、
これからの議論と言い、介護・医療・出産・子育て等審議会の
結論を得なければならない対策も税制同様、何も決まっておらず
すべてこれからである。また地方公共団体支援策の目玉である
道路特定財源の一般財源化に際して1兆円を地方に配分する件
についても、三位一体改革で騙された自治体の長は今回も1兆円の
飴に騙されてその分交付税などで調整・カットされてしまい
ムチで痛め付けられてしまうのかと心配していることについて
確認したが、調整・カットするかしないか最後まで明言を避けた。
このままでは第2次補正予算提出は難しいと言わざるを得ない。
大山鳴動鼠一匹も出ない追加経済対策である。麻生追加経済対策と
民主党追加経済対策を争点に国民に信を問うべきであり
勝者が100年に1度の国難に立ち向かうべきである。
今日の東証の前場は厳しい評価をしているが結果は?

〈ましこ輝彦公式サイトhttp://www.mashikoteruhiko.com/〉