ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

国民不在

2006年09月08日 | ましこノート
後藤田正純内閣府政務官が辞任した。
貸金業規制法改正が論議されているが金融庁主導の
国民不在の象徴的な改正論議である。
多重債務者や過剰融資防止が目的であり国民に配慮
しなければならないのに逆に貸金業界配慮となっている。
グレーゾーン金利を速やかに解消すべきが
今議論の中心となっているのは経過措置や特例措置が
前提になり業界の為の改正の方向に向かっている。
多くの人や企業が利息制限法や出資法の中で
苦しんでいる実態を自民党や役人は知らないのだろうか?
今回の後藤田氏の改正に抗議し辞任した事を評価し支持する。
自民党総裁に立候補した三人は全員世襲議員であり
本当に国民の生活実態を知っているか疑問である、
苦労のない人生を過ごしてきた人物が政界には多い。