お茶のエスプレッソ

モカエキスプレスを注文して、さて週末に手に入るかと思っていたら、梱包まで行ってその週は終わりという感じになってしまいました。翌週回しと言う事で、エスプレッソ・コーヒーは一旦お預けです。その後しっかり品物が届いて、週末はエスプレッソの味を堪能したのですが、味はエスプレッソとドリップの中間位で、あまり濃くなくて美味しかったというところです。

エスプレッソが苦すぎて苦手という方でも、普段コンビニコーヒーを飲んでいる我が身とすれば、コンビニのエスプレッソよりは濃くなくて、すっきりと飲めるという感じです。しかしエスプレッソではないにせよ、エスプレッソ雰囲気の飲み方ですから、家でまったりとくつろぎながら飲むには程好くて、苦手意識も薄くなるというものです。

そんなこんなで無事エスプレッソらしい風味を堪能して、イタリアのご家庭に広く普及している味わいに満足したというところです。しかし、興味の本心はそれだけではなくて、別の所にも有ったという感じです。コーヒーのエスプレッソは私達にもなじみがあるようになったのですが、身近なエスプレッソも出来るのではと考えたわけです。

それは抹茶ラテやほうじ茶ラテというところで、お茶の世界でエスプレッソ抽出が行えないかというところです。エスプレッソ抽出では濃い抽出液が出来ますので、お茶となると苦くて飲めないという感じなのですが、ミルクと混ぜてラテにして楽しむと、香ばしい香りが加味されて程よい苦みになりますから、これはやってみようという感じです。

コーヒーにもお茶の香りが付きますので、あまりお勧めが出来る訳ではありませんが、やってみる価値はありそうで、上手く行けばお茶用として、1カップ用のマキネッタを買うのも悪くは有りません。しかし、お茶から濃い抽出液を得るためには一工夫が必要です。お茶自体はかなり大きめの粉ですから、ミルにかけて細かくする必要が有ります。

しかし、あまり細かくしすぎると中のフィルターが目詰まりしてしまいますので、ほどほどの大きさにする必要が有ります。ほんの少し細かくするためには、昔から使っているプロペラ式の電動ミルが都合良さそうで、早速少しのお茶を幾分細かくしてエスプレッソ抽出を行ってみることにしました。

緑茶もほうじ茶もという感じなのですが、ついでにと言う事で麦茶も行ってみたと言う事になります。緑茶を除いてどのお茶も結構香ばしい香りが出てきますので、期待して抽出を行ったという感じです。緑茶は抹茶の抽出液のようになりますので、そのままミルクと合せると抹茶ラテという感じで、夏の暑い時期に丁度良い飲み物になる印象でした。気になるほうじ茶や麦茶の抽出は、かなり濃くて香ばしい香りのラテが出来たという感じです。

お盆休みも近くなって、晴れの天気がずっと続いているのですが、そろそろ寒気が少しずつ入ってくるようで雷の鳴る日が有ったりします。そろそろ夕立の季節かとも思いながら、それでも暑い毎日ですから撮影行も朝早くにさっと出かけてくるという感じです。夏の花も咲き揃ってしまって、これからは秋の花になってくるのですが、萩の花を皮切りに少しずつ秋めいてくる毎日です。

それでは、先月初めに撮影した写真から掲載します。

PENTAX K-1 SMC Takumar 120mmF2.8

撮影データ：1/100sec F4 ISO400

日射しが強くて藤棚の下で一休みすると、藤の実がしっかりぶら下がっていました。初夏のころに花が咲きましたので、結構大きくなった印象です。