先週購入した実験用電源ですが、電源装置というと昔から大きくて重くてという感じで、なかなか購入意欲がわかないと言った代物でした。そのため電源というと真っ先に思いつくのはACアダプタで、これはいろいろな電圧のアダプタが増えてきましたので、それを使うと言う事になります。
今ではACアダプタもスイッチング式になって来て、かなり小型で出力電流が大きいものが手に入ります。軽いのも大きな特徴で、さっと繋いで確認が出来ますからとても重宝していると言う事になります。しかし注意しなくてはいけない事は、試作回路にショ-ト部分があった時で、回路に大電流が流れてしまい、部品が壊れてしまった事もありました。
このため電流制限がシビアにできる電源装置が必要なのですが、何しろ今までは職場に行けば簡単に使えますので、特段購入してまで使おうという気にもならなかったと言う事です。もう年齢的に任期満了という感じで、これからは自分で揃えておこうという気になったのが購入に至った理由です。
しかし、電源装置が届いてみると、この小ささと軽さに驚きました。メインの電源部分は外付けのACアダプタから供給されますので、何となく判るのですが、おそらくパワー・オペアンプを使っているD/Aコンバータの付いた電源という風に想像しています。しかし、D/Aコンバータのノイズは出てきますので、電源出力には少しクロック・ノイズが出てきます。
外付けのACアダプタも、最近はやりの高速スマホ充電が出切るアダプタですから、このアダプタも小さくて、大きな電圧と電流が供給できると言う事になります。この2つを見ていて、合体しようと思いつき、直流電源ユニットの取り外しが可能なユニットにしてしまいました。
軽薄短小とはよく言ったもので、この電源ユニットも合体してみればペンケースに入れて持ち運べるくらいになりましたし、今の制御ユニットよろしく軽いので、昔の電源に持つ先入観が吹き飛んでしまったという感じです。USBコードでパソコンに繋げば、リモート操作が行えるわけで、面白いといった感じです。
何だか今までの先入観が崩れてしまった印象で、電源も軽薄短小の波に飲み込まれてしまったという印象です。しかし、昔ながらの重たいトランスが付いた電源装置は、クロック・ノイズやパルスノイズが出てきませんので、シビアなアナログ回路と言う事になると、まだまだ現役で使えると言う事になります。しかし、世の中はマイコン搭載機器だらけと言う事もあって、それほどノイズを気にする必要が無くなったのも事実です。
雨降りの休日が終わった後は猛烈寒波襲来と言う事で、大分雪が積もりました。しかし、強烈寒波もここまでといった感じで、予報を見てみると晴れか雨の予報が多くなっていて、華が来ていることを実感させてくれます。なんだかんだと今年は暖冬傾向で、地震の規模も弱くなって、余震周期も確実に長くなってきていますので、健康ウォーキングを兼ねて撮影行に出掛けたというところです。
それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。
PENTAX K-1 Auto Mamiya/sekor 50mmF2
撮影データ:1/640sec F2.8 ISO200
早春に咲き出すあしびの花ですが、今はつぼみもかなり膨らんで開花スタンバイといったところです。雪が消えるころに咲き出しますので、今から楽しみといったところです。