ゴールデンウィークも終盤の時に、能登でかなり強い地震がありました。御多分に漏れず金沢市でも震度4という事で、棚のものは落ちなかったのですが、かなり強い揺れに悩まされたという事になります。昼間の地震でしたので7年前の能登半島地震と同じで、夜にやってこなくて良かったという感じです。
丁度その日は近くの公園のつつじが満開というニュースがあったことから、一回見に行ってみようと出かけた帰り道でした。スマホが突然大きな音で地震発生の警報を告げてから、20秒ほどで揺れがやってきたという事になります。車で移動していましたので揺れは大きくてもなかなかわからなかったのですが、電線が大きく揺れていて気が付いたという事になります。
その後夜の就寝準備の時にも余震があって、慌てて連絡を取り合ったという事になります。その夜は地震が続いてなかなか寝付けなかったというのが正直なところです。昨年も地震があって、結構気を付けていた感じだったのですが、やはり1年くらい経過すると気にしなくなって来る訳で、不意に襲ってきて驚いたという事になります。小さな地震はいっぱいあったのですが、慣れっこになってしまっていたというのが正直なところです。
その日のことを思い返してみると、かなり異常な日という事ができます。朝から風がほとんど吹いていませんでしたので、結構暑さを感じる日でもあったという日です。過去の地震のスクープを見てみても、そよとも風が吹かない日に地震が起きていることが多くて、今日はなんかあるのではと思っていたという事になります。
もう一つは小さな地震の発生頻度で、ここ1週間ほどは小さな地震が1回あったくらいです。なんだか妙に落ち着いてきたという感じで、このまま収束かと思ったときにまた小さな地震がやってきた訳で、昨年から続いていた地震も、少なくなって良かった位にしか考えていなかったという事になります。
昔は本当に地震が少なくて、地震が起きない神話があったほどの地域ですから、ここ10年でいっぱい地震が起きてしまうと、やはり地震大国ニッポンなんだと思ってしまいます。何しろ白山も噴火周期から言うといつ噴火してもおかしくない状況という事で、火山や地震の活動期に入ってきたという感じがします。
余震は翌日朝まで続きましたが、不思議とその後はピタッと止んでしまって、いつ余震が起こるかとびくびきしながら過ごしているという感じでした。地震が起きた日はそよとも風が吹かなかったのですが、次の日はしっかり風も吹いていますので、なんだか不思議な気がしますが地震が少なくなってほっとしている感じです。
何はともあれ、近くの公園に行って色々目新しい草木に出会えましたので、カメラも持参して撮影してきました。やはり丘陵にある公園は自身の近くとは違って少し寒いという事もあり、自身の周りではもう終わってしまった花も咲いていたりします。つつじはもう見ごろを済んでしまったのですが、それ以外に新しい発見があって満足したという感じです。
ゴールデンウィークも、始まる前まではいろいろと期待感満載なのですが、終わってみると撮影題材も少なくなってしまって、撮影行も見慣れた被写体の撮影ばかりになり、ある意味消化試合のようになってしまいます。かといってエゴの花が見ごろを迎えるまでにもう少しかかりそうですし、アジサイの花もまだ期待薄というところです。
今はじっと我慢の子という感じで、健康ウォーキング主体で撮影行を行っている。そのような感じです。
それでは、先月上旬に撮影した写真から掲載します。
PENTAX K-1 SMC Pentax-D FA Macro 100mmF2.8
撮影データ:1/160sec F5.6 ISO200
観賞用のアジサイもきれいなのですが、元からの山に生えているヤマアジサイも初夏に花を開きます。色々な種類があるみたいで、今では見かけることが少なくなった貴重な木です。