おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

阿蘇外輪山野草学習とトレッキング

2011年09月12日 07時17分46秒 | 日記
今日も好天。

昨日は南阿蘇、人出が最高潮。トレッキングで集合場所に指定された「あそ望の郷(さと)」は満杯状態だった。

参加者は意外に少なかった。家庭で揃って観光か、子供や孫の運動会か忙しくて参加できなかった人が多いらしい。

案内人の方を中心に12,3人のグループで村のマイクロバスに乗り込んで出発。

今回の企画は「マツムシソウと羅漢山登山」、先ずはグリーンロードを登って「地蔵峠登山口」へ。

好天で日曜日、駐車場はこれまた満杯。すでにバスで到着したばかりの大人数グループも屯していた。

ここで案内人の方の指導でストレッチ。丁寧に入念にやっていざ出発。

急な斜面を登っていく。ここは短い距離で、10分ほどで地蔵峠へ到着。

付近を見回すとマツムシソウがいっぱい咲いている。





峠からさらに大矢岳に登る。途中道の脇に茂っている高地性の樹木の説明を聞きながら、急斜面を一歩一歩と登っていった。

素晴らしい眺望だ。



熊本市内はおろか、遠く有明海の普賢岳まで見える。

昔は矢部や御船から熊本に出るルートに使われてらしい。お百姓が年貢を納めに通ったのかも・・・ガイドさんは植物や登山、マラソン(運動)には詳しかったけれど、私の歴史的な質問には「ちょっとわからない」ということだった。
自分で調べれば分かること!

ここを降りて今度は羅漢山へ向かう。

その奇岩絶壁の山の下は何度も通るがこれを登るという。



道端にはアケビがあり、吾亦紅、さらには女郎花が咲き乱れていた。




静かにひっそりと咲いていたナンバンギセルの花。

漢方薬になるゲンノショウコの説明を聞き、少しこれを採取。干して焼酎漬けにしよう。

ロープを伝って急斜面を登っていく。初めての経験だ。頂上付近には火山の噴火によってできたらしい洞窟があって、不思議なことにお地蔵様がおられた。





しっかり拝んでまた用心して下山。もう汗びっしょりだ。

この日は午前中のプランなので、冷房の効いた車でまた「あそ望の郷」へ。

あまり知られていなかったグリーンロード(西原のミルク牧場付近から外輪山の中腹を南阿蘇まで走る道路)も今では大型のバイクがツーリングしていて、スピードを出すから危険だ。

バイク野朗は轟音響かせてぶっ飛ばすのに興奮する単純な者ばかり。ハーレーかなんか知らんが、いい年をして見苦しいと思うのだが・・・