南信州のりもの倶楽部♪

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オイルクーラーの必要性についての私の見解

2023年10月01日 23時16分00秒 | 輸入横型エンジン編
昨日の晩なんだが晩酌後に水回りの掃除をなぜか始めしまいドップリ深夜までかかったみたいで、
しかも飲み過ぎていたため今日は昼過ぎまでグッスリと寝てQさんからの電話で起きた。

当然酒が残っていたから何もする気になれず食材だけ買いに行き終わってしまっため何も進んでいなくてネタも無いから、
またエンジン以外の事だけ書いて終わりにする。












たまにオイルクーラーの事を質問されるんだけど、
個人的には中華エンジン全般は装着していただきたいとお願いしている。

ただ中にはオイルクーラーを着けたくないって方もかなりおられるんだけど、
そんな時にお勧めしているのがGクラフトさんのアルミビレットオイルクーラーで、
出来れば10段は取り付けていただきたいが嫌なら5段や7段でも構わない。

私が思うに中華エンジンの中でも100ccを超えちゃってるようなエンジンは空冷じゃなく油冷だと考えているため、
オイルクーラーはちゃんと取り付けて油温の管理をしていただきたいし、
武川さんのスペクラカバーみたくサーモスタットが装着されているのはかなり理想なんだが、
エンジンによっては取り付け不可なので、
最低でもアルミビレットオイルクーラーくらいは取り付けていただきたいと思う。












ちゃんと冷やしたい方にお勧めなのがシフトアップさんの写真のタイプのオイルクーラーで、
まぁ言っちゃえばミニモトで売ってる4段みたいな安物でも無いよりゃマシなんだけど、
シフトアップさんのオイルクーラーはフィンが全く曲がらないと言うか、
触ってみると分かるんだけど普通のコアと違い全く石が飛んだくらいでは全く傷が付かないため長持ちするのが特徴で、
ヘッドの下側にぶら下げるように取り付けても飛び石くらいじゃ傷は付かない。

ただねぇ、金額はやはり高くて写真のセットで25,000円くらいだから、
長く使うにはこっちだし安くてもしょっちゅう取り換えるなら安物でOKだ。

オイルクーラーはまぁ無くても実は構わなきいんだがエンジンの使い方はそれぞれで、
エンジンの温度は100°くらいでも全然大丈夫なんだけど、
残念ながら使ってるオイルによってはオイルが揮発して煙になるから、
入れるオイルは最低限でもワコーズのプロステージとしている。

まぁ簡単に言うとオイルが揮発し難い100%化学合成で粘度は10W-40くらいで良いんだけど、
真夏にブン回すなら20W-50でも構わないし、
冬ならもう少し柔らかいな粘度のあったと思う。

そして100%化学合成のオイルってのは最低条件であって1リットルで2,000円は超えるんだけど、
この金額でもっと高い物が守れるなら安いと思うし、
ホンダ純正オイルに拘る方も多いが私が組んだエンジンに関しては100%化学合成以外のオイルは使うの絶対禁止だからね。

そもそも私にエンジンの依頼をされる方は絶対にパフォーマンスを求めてるに決まってるし、
真夏の渋滞にハマったりするとアッと言う間にオーバーヒートするから、
使うオイルは拘るべきだしオーバーヒートよりオーバークールの方が一応はダメだけどまだマシ。

あと冬にもガンガン乗る方なんだがオイルクーラーに風が当たらないよう工夫出来れば、
オイルはただ循環してるだけだからテープを貼るなり風が当たらないよう取り付け位置を変えるとか対策は色々あるはず。
ただテープを貼ると糊が残るからアルミホイルとかで囲っちゃう方が安いしお勧めだ。

そしてオイル管理についてはチューナーさんにより大きく変わるんだけど、
私の場合はどちらかと言うと壊していただきたくない方向で書いてるし、
私みたく色々なエンジンを修理したり私が組んだエンジンが修理で入って来るとホント悲しいのよ。

だら壊していただきたくない方向性になりがちなんだけど、
大丈夫なスレスレを目指すなんてナンセンスだからそこは分かって下さいな。




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