皆さんこんにちは。南信州のりもの倶楽部のオフシャルブログへようこそ。
今日で正月3が日は終わりとなるんだけど、
ウチはディーラーさんから依頼が来ない限りいつまでもお休みなんだが、
そうは言ってらんないのでそろそろエンジン作りを始めるつもり。
ただ今日は箱根駅伝の復路を観てからずっとYouTubeのショート動画を見てて終わってしまい、
酒買いに行っただけで基本何もしていない。
ただ前に落札した23丁ギアが届いたので軽く検証していく。
上が今回購入したギアで下はCD90の純正なんだけど、
1番の違いは上のギアは溝が削り出しなんだが、
CD90の方はキャストのようで削った跡は無い。
ちなみにNECTOさんのギアは削り出しだがもう少しマシニングの痕は少ないから、
結局は何の部品かと言う真の正解は分からなかった。
ただ私は4,000円で買った事考えると国産では無理な金額で、
多分だがアリババやアリエクで見つけたの部品なんじゃないかなぁ、と思う。
と言うのもヤフオクで出品されている4速ミッションなんだがトップは1.043だから、
カウンター側は24丁でメイン側の4速は23丁と言う事になり、
このミッションの補修用部品の臭いがプンプンする。
私はこのミッションが入ったエンジンをいくつか開けた事があるし、
ミッションを丸ごと買ったとしても1万円しないんだから、
ギア1個だけならかなり安く買えると思われるし、
多分だがこのミッションのギアだろうと言う考えはほぼ当たってるんでないかなぁ。
ちなみにこのミッションはギア比は12Vミッションと同じなんだが、
ドラムストップアームが無いためドライブニュートラルのミッションとなり、
4速から幻の5速に入れる事が可能となっているし、
シフトドラムストッパーのローラーが大きいため、
シフトが大変重く操作性が悪いのが難点だ。
確か中華110ccのミッションもこのタイプで、
ウチにそのミッションがあったから確認してみたら作りは全く同じだったため、
まぁこれが答えとみて間違いないでしょう。
とりあえず私なりの答えは出たため満足だが、
このギアを使う場合はトップのギア比が1.000となるため、
同じ山が当たり続けて磨耗が心配って方のために、
前にも書いたが簡単な対策をしておこうと思う。
NHRAのスポンサーもしている潤滑剤メーカーである、
ルーカスのオイルスタビライザーと言うオイル添加剤で、
コレは何をしてくれる物かと言うとオイルに粘性を付け加えてくれる物で、
10%を加えるだけでオイルがネトネトになり糸を引くようになるため、
ギアにオイルが絡み付いて強力な潤滑性を発揮するようになるから、
もし心配な方は保険として入れていただければとは思うが、
私のカブもトップは1.000にはなっているけど、
オイルはワコーズのプロステージの10w-40を入れてるため、
オイルスタビライザーは入れてはいないかな。
あとプロステージは私が組んだエンジン全てに推奨する最低限のオイルとしているため、
100%化学合成で10W-40以下のグレードのオイルは許しません。
半化学合成も鉱物油も絶対ダメです。
真冬に乗るなら粘度は柔らかくしていただいても構わないが、
君らはどうせ荒い使い方されるのは軽く想像出来るから、
1リットルで2,000円以上するオイルを推奨するのは高くない？と思われそうだが、
この価格でもっと高い物が守れるなら安いと私は思うわ。
そんな訳で23丁ギアに関してはいきなり答えが出せたからスッキリしたが、
このギアを使ってエンジン作ってよ、と言われても私はちゃんとそうするので、
LIFAN125や4速カブに乗ってる方はお気軽にご相談下さいね。
