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南信州のりもの倶楽部♪

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開けて良かったオイル漏れエンジン

2014年10月01日 21時06分14秒 | 輸入横型エンジン編


今日もオイル漏れ修理って事でヘッドを外してみた。

前はオイルシールの薄いのをさらに足して液体ガスケットも使って組んだんだが、
足した方のシールが変形してて、結局はコレ足したからオイル漏れした疑いがある。
余計な事したなぁ。

それとなんだが、写真をよく見るとバルブがピストンにヒットした跡があるね。
日曜日に走った時かなり回して100キロ出るかな?なんて試してたんだが、
調べたところバルブは曲がってなく、
ガソリンを使ったテストでの漏洩もなく、
ピストントップが軽く凹んだだけだから、
リセスだけ切ってそのまま組んでみる。

このエンジンはシリンダーのベース面を少しカットした上に、
中華110cc(実際は107cc)のフラットピストンを使ってるからハイコンプ、
さらにハイカムも入れてるから無理もなかったかな。
テストではギリギリ当たらないと思ったんだが、
やはり余裕はないと危ないね。







肝心のオイル漏れ対策なんだが、
シリンダー見てたら掘り過ぎたガスケットの溝を埋める事が出来れば、
普通に組んでもOリングは効くんでないか?と思い、
実際埋めてみた。

方法は、まず車に使われてるブレーキ用の銅ワッシャー、
これをハンマーで叩きながら伸ばして、
目標の薄さになったら成形してスッポリ入る大きさにしただけ。
このワッシャーだけ液体ガスケットで止めて、
後は普通に組めばOリングは効くからオイル漏れの心配は無くなると思う。

それとなんだが、中華エンジンってスタッドボルトが国産のM6より太いM7になっててだ、
今までは国産の規定トルクである1キロで締めてたんだけど、
スタッドボルトが太いって事はトルクを少し上げても大丈夫なんじゃないかな?
と思い、次から少しトルクを上げて組んでみようと思う。

せっかく太いスタッドボルトなんだがら、
少しくらい多めに締めても問題ないはずだ。

そんな訳で今日はここまでだけど、
明日はさっさと組んで土曜日には試運転して、
出来れば日曜日はまたツーリングに行きたいねぇ。

またオイル漏れしたら日曜日使って別のエンジン作るさ。
コメント (2)
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