やぁ。何だか知らないけど毎日のようにバイクを弄っている
「のりもの倶楽部」南信州版です。
ようするに毎日趣味に没頭してるって事ですな。
この間久しぶりに旋盤を動かしたんだけど、
やっぱ金属加工って楽しいですねぇ。
精度を求めなくていいならもっと楽しいです。
なので旋盤の近くに置いてあったオイルフィルターローター、
これも意味もなく削ってみたくなりまして。
昔削った時は外周のはずみ車的な所しか削りませんでしたが、
手にとってみるとまだ削れそうな所はあるし、
肉の厚い所もまだまだあるもんでして。
で、実際に軽量化してみたのが上の写真なんだけど、
今回はローターの内側の部分を主体に削ってみました。
非力な旋盤だったのですげぇ時間かかりましたが。
結構削ったので重さは原型半分くらいになりましたかねぇ。
もう原型は残っていませんが、持ってみるとやっぱり軽いし、
クランクの一番端のウエイトがかなり落とされた事になるので、
慣性は減ってトルクが落ちたように感じるかもしれないけど、
吹け上がりはかなり軽くなると思います。

せっかくなので比較用として、
過去にアップした写真を載せてみました。
左側のはタイガーエンジンのローターなんだけど、
今回削ったローターの元の形は右側のやつです。
重そうですねぇ。

これが第一回目の軽量化後の写真。
ここでは端のウエイトの部分しか削りませんでしたが…

右側の方が今回軽量化したローター。
今回は外側のテーパーになってる部分を削り落とし、
少しではありますがシャフトの外側も削ってみました。

これは内側の写真。
大幅に削れたのは実は内側で、
中えぐり用のバイトを使ってガンガン削り落としまして。
今回どれだけ軽量化できたかですが、
左のローターが360gに対して、右側のは250gと、
100g以上の軽量化に成功いたしました。
クランクの先端に付いてる物から100gも落とせれば、
そりゃ違いも分かるってもんでしょう。
しかし、汎用旋盤を使って削れるのはだいたいここまで。
それ以上の軽量化も考えてみましたが…
まずはネジ穴以外の外周部分。
ここは必要ないので削りたいのですが旋盤ではねじ穴も無くなるので不可能。
ここはワイヤーカットで綺麗に仕上げてもらうしかなさそう。
それと材質も鉄ではまだまだ重いので、
思い切ってアルミやジュラルミンなどの軽量な素材で作り直すのも出来ない事は有りません。
なのでいずれは今回軽量化したローターをひな形として、
全て作り直してもらって量産、なんてことも考えています。
このタイプのオイルフィルターローターを使ってる中華エンジンは多いですからねぇ。
125ccで2次側クラッチのエンジンやCD90などはこのタイプのローターですし。
そんな訳で前回の予告を無視してオイルフィルターローターの事を書いてしまいましたが、
次回はちゃんとニューエンジンの事でも書いていこうかと。
まずは軽く分解なんぞして観察をしてみます。
それではまた見て下さいな。
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ようするに毎日趣味に没頭してるって事ですな。
この間久しぶりに旋盤を動かしたんだけど、
やっぱ金属加工って楽しいですねぇ。
精度を求めなくていいならもっと楽しいです。
なので旋盤の近くに置いてあったオイルフィルターローター、
これも意味もなく削ってみたくなりまして。
昔削った時は外周のはずみ車的な所しか削りませんでしたが、
手にとってみるとまだ削れそうな所はあるし、
肉の厚い所もまだまだあるもんでして。
で、実際に軽量化してみたのが上の写真なんだけど、
今回はローターの内側の部分を主体に削ってみました。
非力な旋盤だったのですげぇ時間かかりましたが。
結構削ったので重さは原型半分くらいになりましたかねぇ。
もう原型は残っていませんが、持ってみるとやっぱり軽いし、
クランクの一番端のウエイトがかなり落とされた事になるので、
慣性は減ってトルクが落ちたように感じるかもしれないけど、
吹け上がりはかなり軽くなると思います。

せっかくなので比較用として、
過去にアップした写真を載せてみました。
左側のはタイガーエンジンのローターなんだけど、
今回削ったローターの元の形は右側のやつです。
重そうですねぇ。

これが第一回目の軽量化後の写真。
ここでは端のウエイトの部分しか削りませんでしたが…

右側の方が今回軽量化したローター。
今回は外側のテーパーになってる部分を削り落とし、
少しではありますがシャフトの外側も削ってみました。

これは内側の写真。
大幅に削れたのは実は内側で、
中えぐり用のバイトを使ってガンガン削り落としまして。
今回どれだけ軽量化できたかですが、
左のローターが360gに対して、右側のは250gと、
100g以上の軽量化に成功いたしました。
クランクの先端に付いてる物から100gも落とせれば、
そりゃ違いも分かるってもんでしょう。
しかし、汎用旋盤を使って削れるのはだいたいここまで。
それ以上の軽量化も考えてみましたが…
まずはネジ穴以外の外周部分。
ここは必要ないので削りたいのですが旋盤ではねじ穴も無くなるので不可能。
ここはワイヤーカットで綺麗に仕上げてもらうしかなさそう。
それと材質も鉄ではまだまだ重いので、
思い切ってアルミやジュラルミンなどの軽量な素材で作り直すのも出来ない事は有りません。
なのでいずれは今回軽量化したローターをひな形として、
全て作り直してもらって量産、なんてことも考えています。
このタイプのオイルフィルターローターを使ってる中華エンジンは多いですからねぇ。
125ccで2次側クラッチのエンジンやCD90などはこのタイプのローターですし。
そんな訳で前回の予告を無視してオイルフィルターローターの事を書いてしまいましたが、
次回はちゃんとニューエンジンの事でも書いていこうかと。
まずは軽く分解なんぞして観察をしてみます。
それではまた見て下さいな。
