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南信州のりもの倶楽部♪

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ゴリラのオイル交換とオイルキャッチタンクのお掃除

2009年11月11日 15時37分02秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。寒くても頑張ってバイクに乗っている「のりもの倶楽部」南信州版のお兄さんだよ。
まぁ、頑張って乗っていると言うか、
お客さんの車の引き取りなどは会社の車を置いて来る訳にはいかんので、
仕方なく自分のバイクを人質として置いてくるしかないのですが。
僕もいい歳だしそろそろ弟子でも取って、作業員を増やしたいもんですわ。


今日の本題は乗りっぱなしでしばらくメンテしていなかった僕のゴリラ。
エンジンを積み替えてから初めてのオイル交換と、
これも初めてのオイルキャッチタンクのお掃除のお話。

まずはオイル交換から行ったんだけど、
このオイルはエンジンを購入した時から入っていたオイルで、
ギアオイル並みの粘度を誇るうえ、中国製って事もあって500キロほどで交換してみました。

たった500キロほどしか走っていないとは言え、写真の通りかなり真っ黒。
横置きエンジンはオイルフィルターが無いので仕方ないとも言えるけど、
これじゃあ2000キロも走ったらオイルの黒さはどうなってることやら…









中国製のエンジンには必須と言われるマグネット式のドレンボルトですが、
エンジンを載せてからそんな物買う暇も無くいきなり走り出してしまったので、
今になってバイクの部品屋さんに購入に走ります。
が、前に僕が購入したボルトが最後だったらしくあえなく品切れ。
仕方ないのでコレも自作に挑戦します。

まずは100円均一のお店で比較的小さめの磁石を購入。
それを適当な大きさに削ってから金属パテでボルトに貼り付けます。
たったこれだけです…

横型エンジンのクラッチ側を分解したことある人なら分かると思うけど、
ドレンボルトの真上にオイルろ過用の簡単な金網があって、
ボルトから網までの距離は1センチほど開いているので、
これくらいの磁石ならオイルが流れる妨げにはならないと思います。
ただ磁石って奴は熱を受け続けると磁力が落ちるって話を聞いた事があるので、
もっと簡単に交換出来るようにした方が良いでしょうな。









続きましてオイルキャッチタンクのお掃除。
スイングアームの辺りにオイルが垂れた跡があり、
原因はタンクに貯まったオイルがホースのすき間から出てきてしまったみたいでした。
なのでサクリと取り外し中に貯まったオイルを出してみますが…

写真の通りオイルと言うよりもピーナッツバターみたいな物体が出てきます。
これはエンジン内の水蒸気とオイルとが混ざった物なので、
当たり前と言えばそれまでですけど。









タンクの中を掃除したわ良いんだけど、
このまま組んでもまたホースからオイルが垂れてくるのは目に見えているので、
ホースに密着できるように栓が出来るボルトを作ります。
今までは適当なネジを突っ込んでバンドで縛っていただけなので…

栓と言ってもちゃんと作りたいので久しぶりに旋盤を動かし、
不要なボルトをササッと削って作ってみました。
精度を求めなくても良い金属加工は楽しいですねぇ。

オイルは10W-40のオイルを入れて走っていますが、
今までのオイルはやはり硬すぎたのか、
ギアチェンジのショックも少しだけど小さくなったし、
出にくかったニュートラルも比較的簡単に出るようになりました。
なのでこのエンジンはこのまましばらくナラシ運転を続ける予定。
次のオイル交換あたりにはスーパーヘッド用のカムでも入れてみるつもりです。

そんな訳でメンテナンスも終った事だし、
次回はいよいよ新しいエンジンのお話でも書きますかね。
それではまた見て下さいな。



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コメント (2)
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