冷たい雨が降る23日(土)、
一般公開中の「大嘗宮」を見に行ってきました。
AM9:15頃に皇居前に到着。
雨だから空いているかと期待しましたが、結構な行列です。
それでも、荷物検査を通過するまで、20分ほどでした。
それにしても寒い!
風があるので、傘を差していても細かな雨粒が身体を濡らします。
傘を差しながら、混雑の中で写真を撮るのは大変です。
美しい‥
簡素だけれど、実に美しいです。
生憎の天気ですが、雨に濡れた佇まいも、また好いです。
想像していたより、見通しよく見られます。
今回は茅葺きでは無く、板葺きの屋根になっていますが、
これはこれで美しい。
これだけの建築が、工期たったの3ヶ月。
職人の方々も、まとめた清水建設もスゴいです。
工費削減の為、鉄骨造のプレファブになってしまった付属屋
(写真右は斎庫)ですが、
外壁に蓆(むしろ)を張ってあり、違和感はありません。
雨に霞む高層ビル群との対比。
混雑しているのは正面だけ。
裏に回ると人もばらけて、じつに静謐な空間です。
これほどの建築が、あと半月ほどで消えてしまう。
この儚さ‥。
是非、ご見学を。