裂孔原性網膜剥離（れっこうげんせいもうまくはくり）などという、
考えてもみなかった目の病に罹ってしまったのは、今月７日のこと。
ちょっと左目がかすむなぁ、と思ったのが始まり。
それが、明るい外に出て空を見たらびっくり。
無数の砂粒を３次元にばらまいたように、グレーの点々が見えます。
そのうち、薄墨を垂らしたような影まで見えてきました。
これは一時的なものじゃないな、と思ったので病院へ行って検査すると、
"網膜剥離"だとのこと。えぇぇ～！？
初期なのでレーザー治療で治るということで、翌日さっそく手術。
しかしこの目の検査や治療というのは、場所が場所だけにとってもコワイ。
まず、眼底検査ってやつが、とってもイヤ。
瞳孔を開く目薬と、痛み止めの目薬を差してから、
眼球にフィルターみたいなものを嵌められるんですが、
これを入れるのがまず不快。
（治療後の経過を見るためにも必要なので、もう何回やったことか‥）
レーザー治療がまた、とっても辛い‥。
先生がトリガーを引く度に、緑色の強い光が当たります。
激痛ではないのですが、目の奥に走る鈍い痛み。
数発で済むのなら、なんてことはないのですが、
僕の場合、裂孔２ヶ所に対して、数百回のレーザー照射。
永遠とも思えるような繰り返し。
途中で冷や汗が流れてきて貧血気味。
気分が悪くなって、ちょっと休ませてもらいました。
もう、２度と受けたくない医療行為だぁ。(^_^;)
とにかく、無事に治療が終わりホッとしたのですが、
目の見え方が通常に戻るのは、２～３ヶ月後だとのこと。
あとは経過を見ながら、見えるようになるのを待つだけ、
と思っていた先週の木曜日、さらに視界悪化。
やな予感がしながら検査に行くと、
「新たに２ヶ所の裂孔ができている‥」ですと。
２度と受けたくないと思っていたレーザー治療、
また受けてきました。（涙）
運転も出来るし、図面も描けるし、ほぼ普通に生活していますが、
とにかく視界が汚れていて、すご～く不快だし、目が疲れる‥。
老眼と相まって、近くを見るのにちょっと苦労してます。
仕事のペースが落ちてるなぁ‥。
がんばらねば。
