今年も逗子湾近辺からダイヤモンド富士が見られる時期となりました。
これまでも何度か撮影にトライしていますが、なかなか思うような写真にはなりません。
とはいえ、この時期の太陽と富士山が生み出す幻想的な景色は、何度見ても心を奪われます。
まずは4月3日、小手調べというわけではありませんが、逗子海岸の太陽の碑付近からの眺めです。
着地点は山頂より左側の斜面に落ち着きそう。
着地しました。 この分では4月6日あたりがベスト(山頂中央に着地)と予想。
・・・その6日は猛烈な嵐。 富士も見えませんでした。。
翌日7日の日曜日。天候は回復して青空が広がりました。
1日ずれたので、撮影場所を葉山あぶずり港の背後にある「旗立山」に変更。
山と名はついていますが、高さ20mほどの丘?(にしては勾配が急ですが)です。
名前の由来は、かの源頼朝挙兵の際、頼朝に加勢した三浦義澄がこの山に旗を立てて気勢をあげたことから「旗立山」の名が付いたとのこと。
いざ登ってみると、昨日からの嵐の影響が残っていて凄い風。
海側に生えている樹がある程度の風を防いでくれてはいますが、それでも体が揺さぶられるような感じです。
眼下の海はものすごい波浪。海面一帯に霞がかかったよう。
こんな天候ですが、強風で上空の空気は澄んでいるということでしょうか。太陽の光がいつにも増して強く感じられます。
カメラの感度を最低に落としてもまぶしくてよく見えません。
着地寸前、雲をとおして、かろうじて山頂のシルエットが見えました。
着地の直後(と思われる)。 大きなダイヤモンドのひかりです。
太陽が富士の後ろに隠れました。 残照が美しい。
今年の春も何とかダイヤモンド富士を見ることができました。
この次に逗子湾近辺から見えるのは9月の上旬ころかな。
秋の機会はのんびり・ゆっくりと見たいものです。
いや~意図したわけではありませんで、富士山頂にピントをあわせて数撮影した中から気にいったものを載せてみました。
それにしても、強風の日が続きますね。いつになったら落ち着くのかな~。
どうしたら、こんな風に神秘的な富士山が撮れる
のでしょうか?
雲も美しいです。
いつも見ている海と違う感じがします。
海が大きい~。