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突然変異? 花桃の超矮性実生株開花

2018-03-26 22:39:11 | 日記

タイトル漢字多すぎ ^^;)

鉢植えにしていた花桃の実生苗。3年目にして花芽が付き、無事開花しました。

お団子みたいにぎゅうぎゅうの花付き。

超寸詰まりのプロポーション。

 

親の樹はこちらです。似ても似つかぬ不肖の子?

 

じつは花が咲くまでは「本当に花桃かな?」と半信半疑でした。

最初に苗を見た時、葉が親樹のそれによく似ていたので花桃だろうと思ったのですが、あまりにも寸詰まりでかつ葉の付き方も密だったので確信がもてなかったのです。

去年の10月の写真。葉がびっしり。

こちらは8年ほど前に鉢植えにした実生苗(右の2本植え)との比較。

8年前のものは片方は親に似たピンク色の花、もう一方は白い花が咲きます。しかしプロポーションは普通。

種子から育つ実生苗は、親樹の形質をそのまま受け継ぐとは限らず、たいていの場合は同等以下(むしろ劣る)のものになるそうです。もちろん稀には親をしのぐ優秀な子が生まれる可能性もありますが。

そのため果樹などの苗は接ぎ木か挿し木などで作ります。要するにクローンですね。

 

さてこれらの実生苗ですが、別に種子をわざわざ植えたものではなく勝手に生えてきたものです。

じつは親樹の花桃がやたら実付きがよく、花が終わるとびっしりと実を付けます。しかし果実は熟してもせいぜい直径5センチほど。一応桃の香りと味はしますが、果肉も固くあまりおいしいものではありません。道端にありますので、ほおっておくと実の重さで枝が垂れ下がり、通行人や車の迷惑になります。ので、いつも適当な時期に実をすべて叩き落して埋めてしまいます。この埋めた未熟な果実からたまに芽が出て苗になるというわけです。

それでも8年前の苗は比較的大きくてすぐに花桃と判ったのですが、ここ数年はより実が小さい(未熟な)うちに落としていたので苗が出てくることはほとんどありませんでした。

今回の超寸詰まりの株は、もしかすると超未熟児状態の果実から奇跡的に芽が出て突然変異に近い形になったのでは? と思います。

このまま成長していった暁には、果たして実はつくのか? つくとしたらどんな実になるのか? その実を植えたらどんな苗ができるのか?

空想(妄想?)は広がります。 ^^)

 

 

 

 


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