無柄で傘が棚状につくキノコのグループを、サルノコシカケ(猿の腰かけ)と呼ぶようです。
たくさんの種類があるようですが、中でも大きくて傘に厚みがあり固い種類のもの(正式な名称は知りません)が樹などに生えているところを見ると、まさに「言い得て妙」という感があります。
このサルノコシカケ、案外身近なところで見ることができますよ。
ひとつめは、田越川沿いにある宗泰寺さんの境内の樹に生えているもの。
差し渡し30センチ以上はありそうで、猿なら本当に座れそうです。
ふたつめは、そのお寺さんのすぐ近くの石垣(!)に着いているもの。
石の隙間から生えてるようですが、生えるのは樹とは限らないんですね。
みっつめは、郷土資料館の庭で見つけたもの。
10数センチくらいの大きさですが、生えてる樹が百日紅(さるすべり)なんです。
サルスベリの滑り止めにサルノコシカケとは…できすぎ?(笑)
おまけ
市の景観重要建造物に指定されている脇村邸の裏で見つけたのですが、古いかまど?だかなんかの煙突の穴ふさぎに、分厚いサルノコシカケがのせてありました。
こんな使い道もあるんですね。(笑)