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西国三十三ヵ所巡礼の旅  第6回  その5 行願寺

2011-02-27 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅

  西国三十三ヵ所巡礼の旅、六角堂の次は第十九番札所・行願寺(ぎょうがんじ)す。

 都御苑の東南にある行願寺は、山号を霊麀山(れいゆうざん)という

天台宗寺院で、一般に「革堂(こうどう)」の名で親しまれています。

 

 

 

開基は発心の機縁となった牝鹿の皮で衣をつくり、常に身につけていたことから

革聖(かわひじり)と呼ばれていた行円上人。

寛弘元年に一条北辺堂を復興して行願寺と名付けた。

名前の由来はいっさいの人々の成仏を「ねがい、行(ぎょう)じる」という思いから。

また革聖が建てたお堂ということから通称、革堂として昔から知られる。

西国三十三所で唯一の尼寺であり、戦後 寂れた革堂を女性で初めて

天台宗最高位の大僧正になった中島湛海尼が再興した。

 京都の七福神めぐりの寿老人の札所にもなっています。

 

西国第19番  行願寺

 

 

住所京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17

宗派:天台宗

本尊:千手観世音菩薩

開基:行円上人

創建:寛弘元年(1004年)

御詠歌:花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん

 

 

 

 

 第6回はこれで終わりです。

 


ニュージーランド地震

2011-02-23 | 日記

  昨日、ニュージーランドで強い地震がありました。

クライストチャーチは私も7年前の2月に行った所なので

壊れた大聖堂の塔を観て驚きました。

花や緑が多いクライストチャーチ市はガーデンシティ」と呼ばれる

素敵な街なのに。。。

まだ瓦礫の下から救出されていない人も多くて心が痛みます。 

 

Yahoo!フォトに入れていた古い画像を出してきました。 

 

 

 

 

 

フラワーフェスティバル開催前夜   夜10時頃ですが こんなに明るい空でした。

 

 

 

クライストチャーチの中心部を流れるエイボン川(Avon River) 

 

阪神大震災を体験した私、地震と聞くと当時を思い出します。

一刻も早く救出されますように お祈りしています。  

 

 


西国三十三ヵ所巡礼の旅  第6回  その4 六角堂頂法寺

2011-02-20 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅

西国三十三ヵ所巡礼の旅、六波羅蜜寺の次は第十八番札所・六角堂です。

正式名称は紫雲山・頂法寺(しうんざん・ちょうほうじ)。 

上から見ると、本堂が六角形であることから「六角堂」の通称で親しまれてきた古刹。

 この地を訪れた聖徳太子が池で沐欲をした際、念持物を脇にあった木にかけると

離れなくなり、その夜、夢の中で観音様よりお告げがあり

その念持物を祀るお堂を建立したことから寺の歴史が始まったそうです。

 

 

本堂の横には、聖徳太子が沐欲をしたと伝わる池の跡があり、

ほとりには小野妹子を始祖とする住持の寺坊があったそうです。

このことより寺の人は「池坊」と呼ばれ、池坊代々の執行によって いけばなが完成。

現代でも六角堂は いけばなの聖地とされ、周辺を池坊の近代ビルが囲んでいます。

池坊ビルの展望エレベーターから本堂の六角形を確認させて頂きました。 

 

西国第18番  六角堂頂法寺

 

 

住所:京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248

宗派:天台宗(単立)

本尊:如意輪観世音菩薩

開基:聖徳太子

創建:用明天皇2年(587年)

御詠歌:わが思う心のうちは六(む)つの角 ただ円(まろ)かれと 祈るなりけり

 

 

 

 

次は行願寺に続きます。


雪が積もりました

2011-02-14 | 日記
今日は午後から雪が降りました。
大きなボタン雪が庭を白く染め初め あっという間に4cm積もりました。


松と花ミズキ



ボケ



枝垂れ梅



花壇の置物



こんなに積もりました。 (午後4時頃)




初めてベータバージョンの練習です。

西国三十三ヵ所巡礼の旅  第6回  その3 六波羅蜜寺

2011-02-12 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅


六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)は京都市東山区にある真言宗智山派の寺院。
山号は補陀洛山で西国三十三ヶ所第17番札所です。






天暦5年(951)、都に疫病が蔓延した際、醍醐天皇の第二皇子光勝空也上人は
病魔退散を祈って十一面観音像を彫り、車に安置し市中を曳き、念仏を唱え歩いた。
また仏前に供えた結び昆布と梅干しが入ったお茶「皇服茶」を人々に授け、
悪疫を鎮めたという。そして亡くなった人々を供養するため一堂を建立し、
十一面観音像を祀ったのが寺のはじまりと伝わる。




西国17番 六波羅蜜寺




 
住所:京都市東山区松原通大和大路東入2丁目
宗派:真言宗智山派
本尊:十一面観世音菩薩
開基:空也上人
創建:天暦5年(951年)
御詠歌: 重くとも 五つの罪は よもあらじ 六波羅堂へ 参る身なれば
 








次は頂法寺(六角堂)に続きます。


西国三十三ヵ所巡礼の旅  第6回  その2 元慶寺

2011-02-11 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅


西国三十三ヵ所巡礼の旅、清水寺の次は番外・華頂山 元慶寺
(かちょうざん がんけいじ)に行きました。 

元慶寺は京都市山科区にある天台宗の寺院。遍照僧正を開基とし、
元慶元年(877年)に建立された。西国三十三ヵ所霊場の番外札所である。
番外札所とは西国巡礼の創始やその後の発展に関係のある特別な寺院です。

元慶寺は西国霊場の「中興の祖」とされる花山天皇ゆかりの寺院。
花山天皇はこの寺で謀略により出家させられ、皇位復帰の道を絶たれてしまう
悲運の天皇。寺院の境内には「花山院法皇 御落飾道塲」の石碑があります。



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( マウスオン・クリックで3枚です) 


住宅街の中にひっそりとある元慶寺、白い唐風の竜宮造りの山門を入ると
左手に本堂があります。 本堂も納経所も こぢんまりしていましたが、
静かなたたずまいの落ち着いたお寺でした。

遍照僧正は百人一首でおなじみの歌
『天つ風 雲の通ひ路吹きとじよ をとめの姿しばしとどめむ』の作者だそうです。




 
住所:京都市山科区北花山河原町13
宗派:天台宗
本尊:薬師如来
開基:遍照僧正
創建:元慶元年(877年)
御詠歌:待てといはば いともかしこし花山に しばしと啼かん 鳥の音もがな
 








次は六波羅蜜寺に続きます。