Blue sky

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奈良・正倉院展

2015-10-29 | 展覧会、観劇、コンサート

 10月26日、奈良国立博物館で開催されている

天平文化の粋を集めた奈良・正倉院の至宝を展示する「第67回正倉院展」に

行ってきました。 今年は10月24日(土)~11月9日(月)までの17日間。

聖武天皇や東大寺ゆかりの宝物63件が出陳されています。

 

午前中はいつも混んでいるので、まず「ならまち」を散策しました。

 猿沢の池から見える興福寺の五重塔です。

 

「ならまち」の「 江戸川 」でお昼を頂きました。 

 

 五重塔 (国宝)

 

興福寺 ・東金堂 (国宝)

 

 

 

人懐っこい鹿です。 少し前は中年の女性2人が写真を撮り合っている時、

手に下げたお土産の紙袋の下を噛みちぎって食べてしまいました。 

 

 

 幼児があげたドングリを食べています。

 

 2時半位に行ってみると空いていて、すぐ入場できました。

 

 ペルシャ起源とされる四弦の琵琶の「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」、

背面全面に紫檀の木や像牙などを組み合わせて花の文様が造られています。

「木画」とい装飾技法らしいですが、ルイ・ビトンの柄にそっくりで驚きました。

 

聖武天皇の所持品で薄い絹織物の袈裟「七条褐色紬袈裟(しちじょうかっしょくのつむぎのけさ)」

羊毛製フェルトの敷物「花氈(かせん)」、蛇紋岩を彫りだした「彫石尺八(ちょうせきのしゃくはち)」

華麗な象牙製ものさし「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」、ヤコウガイを用いた螺鈿細工が

美しい「平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)」、タヌキの毛で作った筆、

イノシシの毛の仏具「柿柄麈尾(かきえのしゅび)」、石でできた管楽器「彫石横笛

(ちょうせきのおうてき)」、「彫石尺八(ちょうせきのしゃくはち)」など古代美を観賞しました。

 

観賞後、お抹茶とお菓子を頂いて、会場(右)を出ると

東の空に13夜の前日のお月さまが池に映って綺麗でした。

 


天草五橋クルージング

2015-10-20 | 旅行

3日目(最終日)は天草に行きました。

 

ホテルの“くまモン”のシャトルバスで熊本駅まで行き、

熊本駅から産交バスの“快速あまくさ号”で天草五橋へ向います。

 

国道57号線で途中、有明海の対岸に長崎県の雲仙普賢岳が見えてきました。 

 

 1号橋から4号橋までを渡り終えてすぐの「前島」バス停でバスを降り、

乗船場所 (シークルーズ) へ向かいます。 

 

 

天草は大小120あまりの島々が点在し、その一部が雲仙天草国立公園に指定されるほど

風光明媚な景勝地です。特に三角町から上天草市松島までの国道266号線沿いの

全長約15Kmは特に景観が美しく通称 「天草パールライン」 と呼ばれています。

そこに架けられている五つの橋 「天草五橋」 と松島周辺のリアス式海岸の

多島海が作り出す風景はまさに絶景です。 天草五橋クルージングでは天草松島の

2号橋~5号橋を中心とした海域を約30分の行程で駆け巡って行きます。 (パンフより)

 

ここから船に乗りこみます。 左奥に見えるのは4号橋 (前島橋)です。

 

5号橋 (松島橋)

 2号橋 (大矢野橋)

天草は真珠の養殖が盛んなので、橋で結ばれた島を真珠のネックレスに見立て

別名、パールラインとも呼ばれています。

 

 

『天草五橋クルーズ』 を楽しんだ後は“ホテル竜宮”で、海を眺めながら温泉に入れるのですが、

あいにく女性用のお風呂は清掃中とのことで、主人だけ入ってきました。

海の幸満載の昼食・海鮮丼を頂きました。

 

国道57号を走って熊本駅に帰る途中です。朝に比べて潮がかなり引いています。

 

有明海の南東部、熊本市に隣接する宇土市の緑川河口一帯の海岸線を

「御輿来(おこしき)海岸」と呼び、その海岸に現れる「有明海砂干潟」は

日本最大の干潟で、長さは約10km、干満の差は6mにも達します。

 潮が引いた海岸の砂地には風と波による美しい曲線美の砂紋が現れます。

 

 有明海は干満の差が日本一で「日本の渚百選」・「日本の夕日百選」に選定される景勝地です。

 

 

 日の入り時には波のような幾重もの水の曲線模様が、夕日に染まるので

とても美しい光景になるそうです。

 自然のアートに魅せられて走るバスの車窓から何枚も撮ってしまいました。

 

 雲仙普賢岳をバックに遠くの方に人の姿が見えます。

秋でもムツゴロウがいるのでしょうか?

日本全国の干潟のうち、約40%がこの有明海に集中しているそうです。

干満の差と波によって海岸の砂が三日月状になり、

一年に数度、干潮と夕日が重なると幻想的な風景となり、カメラマンに大人気の

撮影場所になるそうです。 見てみたい衝動にかられながら熊本駅に到着。

そして、新幹線「さくら」で帰りました。 

 


高千穂峡&高千穂神社

2015-10-09 | 旅行

 9月27日から2泊3日で熊本に行ってきました。

ジパング倶楽部で九州新幹線 『さくら』 と熊本市内のホテル2泊を予約したものの

非常に強い台風21号が急に発生して心配しましたが、予想より西へ進路を変えたので

(宮古島・石垣島・与那国島の皆さん、ごめんなさい) 無事に行くことができました。

着いた日は市内に住む主人の兄弟家族とお食事をし、翌日は熊本駅から高速バス

「たかちほ号」で阿蘇山の南を通って高千穂峡に行きました。

 

 バスの車窓から南阿蘇の風景です。 9月14日に中岳が噴火しましたが、

この時はもう草千里までは行けるようになったそうです。

2年半前にレンタカーで草千里まで行ったので、今回はウン10年ぶりに高千穂峡へ!

 

 

 高千穂峡は昔、阿蘇火山活動の噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、

急激に冷却されたために柱状節理の素晴らしい懸崖となった峡谷で、

高い所で100m、 平均80mの断崖が東西に約7キロに渡って続いています。

 

名瀑「真名井の滝」  

日本の滝百選に指定されている名瀑で、約17mの高さから水面に落ちる様は

高千穂峡を象徴する風景です。 ボートで滝壺まで行くと迫力満点です。

 

昔、子供達が小さかった頃、神戸港からフェリーで宮崎に行った時に

この真名井の滝で賑やかにボートに乗ったことが懐かしく思い出されました。

 

 滝の上には遊歩道が整備されています。

 

ボートを降りてから約1Kmの遊歩道を歩きました。

 

柱状節理が圧巻です。

 

高千穂神社にまつわる伝説に残る鬼八が投げたという「鬼八の力石」と

対岸に聳え立つ断崖は「仙人の屏風岩」(高さ約70m)です

 

 甌穴(おうけつ)

 

 神橋と神都高千穂大橋

 

 上流へ行ほど川幅が狭くなっています。

 

 御橋の近くにある玉垂の滝です。

 

 遊歩道を一周回って帰ってきたら。。。

 

 

 

次は高千穂神社に行きました。

 高千穂郷八十八社の総社で、約1,900年前の垂仁天皇時代に創建された神社です。

本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。

主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、特に農産業・厄祓・縁結びの神をして広く信仰を集めています。

 

 

 

 高千穂神社本殿

平成16年、国の重要文化財に指定。

 

 

 

 

 

毎日午後8時~午後9時まで、境内の神楽殿において高千穂神楽が奉納されるそうです。

 

 

御神木  秩父杉(樹齢800年)

 

夫婦杉(めおとすぎ)

2本の杉の幹がくっいた「夫婦杉」と呼ばれる巨樹があり、

この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで3回まわると

縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いがかなうと言われています。

 

 

高千穂峡&高千穂神社

 

  久しぶりにフォトチャンネルを作りました。