熊本旅行 熊本城と水前寺公園

熊本城

日本三名城の一つである熊本の象徴、熊本城。　象徴の連立式大天守閣、

小天守閣ほか、多数の櫓、櫓門、城門を備えた堂々たる城です。

加藤家の改易後、細川家が入封して約２４０年にわたって存続しましたが、

西南戦争（明治１０年）の際に残念ながら天守閣、本丸御殿一帯が焼失しました。

でも宇土櫓ほかの往時の櫓も残り、昭和３５年（１９６０）には天守閣が復元され、

平成２０年（２００８）年には本丸御殿が落成されました。

 

 何やら人が集まっていたので覗いてみると。。。

 

 『熊本城おもてなし武将隊』　

加藤清正と、ゆかりの武将たちに扮した“イケ武者”たちが演舞を披露していました。

口上も上手で観光客を楽しませてくれました。

その後も城内のあちこちで出会い、快く写真も一緒に撮って頂きました。

 

天守閣から美しい楠の新緑に囲まれた城内を眺める。

  右下は宇土櫓（右上の画像）から見た天守閣。 

 

平成１５年の秋から始まった「本丸御殿大広間」の建築工事は

江戸時代から残る絵図や文献、古写真、発掘調査を基に進められてきました。

大広間（対面所）、数寄屋（茶室）、大台所等、復元工事も着々と進み

平成２０年春の落成を迎え、本丸御殿創建時の様相を取り戻しました。

 

昭君之間の画像

本丸御殿の中で最も格式の高い部屋で、慶長期の特色である

鉤上段（かぎじょうだん）を設け、室内は床の間や違棚、付書院

などを持つ書院造りとなっています。

壁や襖などには中国の前漢の時代の話で、匈奴（現在のモンゴル）に嫁がされた

悲劇の美女、王昭君の物語が描かれています。

 

錺金物と漆塗り、金箔に飾り絵と豪華絢爛な天井。 

肥後５４万石にちなみ総額５４億円をかけ往時の姿に復元されました。 

 

 

 

桜の馬場　城彩苑

２０１１年３月にオープンした新名所。江戸時代の街並みを再現した空間に

歴史文化体験施設「湧々座」や様々な熊本名物が揃う

飲食物産施設「桜の小路が広がっています。

 

熊本城は数年前に来た時と随分変わっていて、観光に力を入れているのが

良くわかりました。　何処へ行っても何でもかでも？「くまもん」グッズが

いっぱいなのも驚きでした。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

 

 

水前寺成趣園 

水前寺公園として親しまれる池泉回遊式庭園。総面積約７万平方ｍの広さに

東海道五十三次を模した風景が広がる。中央の水前寺富士は庭園のシンボルです。

 

 

 

  

神苑「成趣園」を境内とする出水神社は細川家歴代の藩主が祀られています。

 

熊本の旅は終り

 

熊本旅行 阿蘇山

4月21日から九州新幹線『さくら』で主人と熊本に行ってきました。

初めて乗る『さくら』は新大阪から熊本まで3時間余り、　

毎日バタバタと忙しく過ごしていたので　車窓の風景を眺めながら

駅弁を楽しんだり、ゆっくり本を読んだり、まさに至福のひと時でした。

 

初日は市内を散策して、２日目の朝からレンタカーで阿蘇山に行きました。

阿蘇山は、中岳、高岳、根子岳、杵島岳、烏帽子岳の５つの総称で、

この五岳を中心に世界最大級のカルデラと雄大な外輪山が広がっています。

素敵な青空に恵まれてのドライブ、阿蘇は何年ぶり？　懐かしかったです。

 

米塚

 

まだ山桜が咲いていました。

 

 　　　　　　　　　　　　　　

草千里ヶ浜が見える展望所で、福島県浜通りから来られた　ご夫妻と出会い、

写真を撮り合って　地震で大変だったお話など３０分位、立ち話をしました。

これから黒川温泉へ向かうとおっしゃられていた一期一会の思い出です。

 

 

中岳と草千里ヶ浜

 

 

世界最大級のカルデラにある中岳は、白い噴煙を上げながら

現在も活発な活動を続けています。

この日もガスのため、残念ながら火口は見学禁止でした。

 

 

草千里の馬乗り場に客待ちの馬が並んでいました。

 

 

韓国からの女性観光客が馬に乗られました。　

私達は草千里が浜にある二つの池のほとりまで散策。

所々に春リンドウが可愛く咲いていました。

 

 

まるで外国のような雄大な風景を眺めながらのドライブは快適でした。

 

 

阿蘇はまだ芽吹き始めたばかりですが、早くも放牧されていました。

 

 

 

内牧温泉までドライブして引き返す頃、夕景の米塚が綺麗でした。

この時間になると車にも出会わなくて

３６０度大パノラマの壮大な風景を２人占めしてきました。