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西国三十三ヵ所巡礼の旅  第6回  その2 元慶寺

2011-02-11 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅


西国三十三ヵ所巡礼の旅、清水寺の次は番外・華頂山 元慶寺
(かちょうざん がんけいじ)に行きました。 

元慶寺は京都市山科区にある天台宗の寺院。遍照僧正を開基とし、
元慶元年(877年)に建立された。西国三十三ヵ所霊場の番外札所である。
番外札所とは西国巡礼の創始やその後の発展に関係のある特別な寺院です。

元慶寺は西国霊場の「中興の祖」とされる花山天皇ゆかりの寺院。
花山天皇はこの寺で謀略により出家させられ、皇位復帰の道を絶たれてしまう
悲運の天皇。寺院の境内には「花山院法皇 御落飾道塲」の石碑があります。



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住宅街の中にひっそりとある元慶寺、白い唐風の竜宮造りの山門を入ると
左手に本堂があります。 本堂も納経所も こぢんまりしていましたが、
静かなたたずまいの落ち着いたお寺でした。

遍照僧正は百人一首でおなじみの歌
『天つ風 雲の通ひ路吹きとじよ をとめの姿しばしとどめむ』の作者だそうです。




 
住所:京都市山科区北花山河原町13
宗派:天台宗
本尊:薬師如来
開基:遍照僧正
創建:元慶元年(877年)
御詠歌:待てといはば いともかしこし花山に しばしと啼かん 鳥の音もがな
 








次は六波羅蜜寺に続きます。