あなたにもできる!ハーバード留学!!~アラフォーからのボストン留学体験記

アラフォー研究者のボストン留学体験ブログ。
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ハーバード留学生活2年目編058:一時帰国の航空券入手のコツ

2015-02-13 01:02:27 | ハーバード留学生活2年目編
一時帰国用の航空券をそろそろ探さなくてはいけなくなり、動いてみたことで気づいたコツを紹介してみようと思う。

アメリカ初日本着の航空券は、格安航空券というものがあまりなさそうで、ちょっと割高になるというのがポイントであるのだが、次の2点がコツというか注意しておいた方が良い点でしょう。

1)ちょっとでも割安の航空券を探すのであれば、曜日によって違うので、すぐに即決せずにちょっと見てみることがポイントである。

これまでの観測?観察によると、たとえ同じ日の同じ便であっても、

月曜日&火曜日が一番安く、水木金と週末になるにしたがって上がっていき、土日が一番高い

ようである。たぶん月曜日もしくは火曜日に申し込んで、火曜日もしくは水曜日に振り込み&発券というのが一番格安に切符が手に入る方法かもしれない。おそらくみんな少し時間に余裕のできる週の後半にオーダーすることが多いためかもしれない。なおこれはいくら旅行会社に聞いても教えてくれない。

2)クレジットカードの限度額に気を付ける

これはちょっとうっかりしていたのだけれど、航空券にはチェックは使えなく、基本オンラインオーダーになるので、クレジットカード払いになる。

日本で使っていたクレジットカードは新幹線の切符を買うためのものだったので限度額が20万円程度であった。またこちらで作ったクレジットカードも、審査があったり、クレジットカードを持っている期間が短いと、なかなか限度額を上げられないので、そのままにしていた。アメリカー日本間のチケットは大体一人15万円くらいなので、家族全員で帰るとなると50万円強となり、限度額は優に超えてしまう(*)。これで一番安い時期に変えないかもしれないという羽目になってしまった。

またこちらの旅行会社は、日系の会社でも日本と違いなかなか対応がスムーズでなく、テキパキと対処することができないのも頭痛の種であった。結局こちらの銀行口座のデビットカードでしはらえることに気づき事なきを得た。

なおデビットカードもdefaultは限度額が3000ドルくらいなのと、預金に使う分以上のお金が入っていけないので、お金が落ちる前にいろいろと処理しておかないといけない。ただデビットカードの限度額はクレジットカードと違いこれは銀行の窓口ですぐあげてくれたのが救いであった。

注意しておいた方がよいであろう。

(*)またこの他にも何枚かのカードでチケットごとに支払うという手法もないことはないが、I社の担当者は引き受けてくれなかった。また日本で限度額の高いクレジットカードを持っていれば、解約せずに持ってくるというのもいざというときに便利かもしれない。





ハーバード留学生活英語2年目編015:You are very articulateってどいう意味?

2015-02-12 01:57:47 | ハーバード留学英語2年目編
先日のtoastmasters clubで出てきた単語でなんとなく意味がわかるものの、はっきりと知らなかった単語に、

articulate:〈考え・感情などを〉明瞭[効果的]に表現する

がある。もともとははっきりと話すという意味らしいが、どちらかというとこちらの意味の方がよく使われているようである。

確かに安倍さんのスピーチライターとして有名な谷口智彦さんのインタビュー記事でも、

「私はささやかでも、外務省が発信するメッセージを「アーティキュレート(分かり易く)」で「トゥー・ザ・ポイント(的を射た)」にする、いろんなお手伝いができればよいと思っています」

なんて一節が出てくる。

この単語に関して、アメリカでESLの教師をされている日本人の方がブログ(アメリカで英語の先生)に面白いことをつづっていたので引用する。


「この単語を聞くまであまり考えた事はなかったのですが、どういった言葉や単語が褒め言葉になるかというのは文化によって違いがあるんですね。私がその事に気付いたのはアメリカで articulate という単語を聞いた時でした。

アメリカでは "You are very articulate" とか "She is a very articulate person" などという言い方は素晴らしい褒め言葉です。

この場合の articulate の意味は、対象が子供の場合 「ちゃんと(はっきりと)ものが言える」 で、対象が大人だと 「思想を言葉で表現できる」 といった感じです。

私の知っている限りでは、日本語ではあまり頻繁にこの様な褒め言葉は聞かない様な気がするのですが、アメリカではテレビなどを見ていても、「自分の考えをはっきりと、うまく伝える事ができる」 といった意味でよく耳にします。」


確かにtoastmastersのスピーチのevaluationのところでこの言葉使っていました。最高のほめ言葉だったんだと改めて認識するとともに、このレベルの用語がわかっていないと知的な会話はできないのだなと思った瞬間でした。




ハーバード留学生活2年目編057:ボストン3度目のストーム&その顛末

2015-02-12 00:40:56 | ハーバード留学生活2年目編
ボストンに3度目のストームがやってきた。1月末から2月初めの2週間の間に計3回のストームがあり、積雪量も記録的というほどらしい。MBTAも2度ほど終日運転を取りやめている。地元うまれ地元育ちの人にきいても、MBTA(サブウエイ)が止まるなんていままであったかな?といっているので、すごいことなのかもしれない。

まあここまで引き続いておこると、そろそろいい加減にしてほしいところである。

性懲りもなく写真をとりました。

激しいふりです。




積もっている雪も半端ないです。




つららも見事!!



そしてMBTAはとまりました。



ボストンコモンも雪一色です。


そして州会議事堂では雪かきが大変そうでした。





ちなみに今回はMBTAがいまいち動かなかったので、知事が怒りモード炸裂。雪が一段落したら、MBTAのヘッドが更迭されるのではないかともっぱらの噂である。

見ている分には雪景色はサイコーですね。実際に過ごすと寒くてそうもいっていられないのですが。。


2番手の成功法則020:スピーチライター谷口智彦さんの英語力のヒント

2015-02-12 00:05:49 | 2番手の成功法則
この人を、2番手と呼ぶのが良いのかどうかわからないが、異色の経歴なので紹介してみる。安倍総理のスピーチライターとしても活躍されている谷口智彦さんだ。日経新聞の記者として活躍中に、フルブライト奨学金でプリンストン大学に留学、またその後海外特派員として活躍後アメリカブルッギングス研究所研究員として渡米。その後外務省報道官、内閣審議官として外交の広報、特に首脳のスピーチライターとして活躍する逸材だ。


このかたのインタビュー記事が英語力工場の心構えとして、参考になる。

ちょっと引用してみると、

 「34歳の時にアメリカのプリンストン大学へフルブライト奨学金をもらって留学しました。実はわたしの場合英語「開眼」はその時でして。それまでは自信がなくて、海外取材に出かけても通訳を雇ったりしていたんですよ。

でもその1年、会話やプレゼンもそうですが、英語の本を読む喜びを覚えましてね。そのうち、海外取材が自分にとっての比較優位と意識するようになり、特派員として3年間過ごしたロンドンでは、日本人というよりアジア人として初めて、外国特派員協会の会長に選ばれたりしました。」


このレベル目指したいものですね。英語の本を読む喜びを覚えたとありますが、これを思うと自分のインプットがまだまだ少ないのだなと思います。


もう一つ重要なのは英語での発信力ということでしょうか?これまた興味深い一文があるので上記サイトより引用してみます。

「サミットの取材に行ったり、ダボスのような国際会議に招かれたりしていたのですが、どこへ行っても、数ばかり多い日本人の中で手を挙げて発言する人、質問する人は滅多にいません。なんだか意地のようになって、私は「日本人ここにあり」ではないが、せっせと手を挙げていました。「日本の発信力」とかナントカ言うけれど、ジャーナリストだって世界へ出るとろくすっぽプレゼンスが見えやしないじゃないか、なんて、盛んに内心憤っていたものです。企業の人もそうですね。

 これは同胞として、見るに忍びなかったし、情けなかった。そのうちどこか自分の中で、「日本として言うべきことはきちんと言わなければならないし、そのためには自分で発信することを躊躇していては何も始まらない」という思いは、やがて確信になりました。」

確かにこれは気が付きます。日本人は結構いるにも関わらずプレゼンスが見えないって海外でも感じますね。自分もですが、発信力に関しては自分を強いるようにしないと気が付かされますね。

こういった発信力、特に英語での発信力があってこそ、今のスピーチライターとしての活躍があるのだなと思います。

この谷口さん、慶応大学でも教鞭をとられており、その教育方針が「政治と経済、歴史と現在、世界と日本を常に往復できる知的運動神経を培う。」とあります。これまた耳の痛い文句ですね。「歴史と現在、世界と日本を常に往復できる知的運動神経培う」なんて、是非実践したいものです。