磨呂の写真館 (辰野邦次)

自然の風景と動物・野鳥の日記です

北物語 (氷海の生命)

2012年09月25日 06時15分41秒 | 北海道編

北物語 (氷海の生命)   nikon F4

オオセグロカモメ

分布 全北区分布型。ユーラシア大陸の高緯度地方、地中海地域から中央アジアの湖沼地帯、北アメリカ大陸の高緯度地方の湖沼地帯で繁殖する。冬季は地中海から太平洋をとり巻く沿岸で過ごす。日本には冬鳥として、全国に渡来する。

 

 

 

 

 

 

ホウジロカモ

分布 全北区。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の高緯度地方に広く分布する。冬季は両大陸の低緯度地方に渡って過ごす。日本には冬鳥として沖縄や小笠原を除く全国で見られる。本州北部と北海道には特に多い。10月から翌年の4月ころまで比較的普通に見られる。

 

 

オナガカモ

生態 繁殖期には番で分散する。縄張りは巣の周辺だけである。採餌地での争いはない。雄はこういう場所に群れていて、他の雌に求愛したり、レイプの記録もある。非繁殖期には集合性が強い。雄どうしの対立的な脅しのディスプレイは、首を斜め上方に向け、嘴を突き出して上下に振りながら相手に追っていくものである。また雌が雄をそそのかす行動もすべてのカモ類に共通で、首を水平に伸ばしてほとんど水面につけ、前進しつつ泳ぐディスプレイである。

 

 

 

 

 

マガモ

分布 全北区。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く繁殖する。冬季は両大陸南部やアフリカ大陸北部、東南アジアなどに渡って過ごす。日本では大部分が冬鳥として全土に越冬するが、北海道、本州各地、対馬などに少数の繁殖記録があり、本州中部山岳地帯の上高地にはかなりの数が例年繁殖している。極普通に見られるカモである。最近では越夏する非繁殖個体も多く残る。


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