磨呂の写真館 (辰野邦次)

自然の風景と動物・野鳥の日記です

ビンズイ

2011年08月11日 11時11分30秒 | 2回目関東遠征
ビンズイ   山梨県

ビンズイ(便追、学名:Anthus hodgsoni)は、スズメ目セキレイ科に分類される鳥類の一種である。一般的な英名はOlive-backed Pipitだが、Indian Tree Pipit または Hodgson's Tree Pipitと呼ばれることもある。Tree Piptはヨーロッパビンズイをさす言葉だが、見た目が酷似しているのでそう呼ばれる。良い声でさえずる。

生態
繁殖期は、低山から亜高山の林、林縁、木の疎らに生えた草原などに生息する。非繁殖期は低地の松林で観察されることが多い。繁殖期は縄張りを形成する。非繁殖期は小群で生活する。
繁殖期の主食は昆虫類やクモ類で、非繁殖期は植物の種子などが主食になる。主に地上で採食する。
繁殖形態は卵生。年2回繁殖することが多い。草地、崖、土手の窪みに草の茎などを用いて椀形の巣を作り、5-8月に3-5個の卵を産む。卵は暗い茶色で黒っぽい斑点がある。抱卵期間は12-13日で、雌または雌雄協同で抱卵する。雛は焼く10日で巣立ちする。
歩きながら尾をよく縦に振る。




















































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カラフトマスの遡上

2011年08月11日 06時53分55秒 | 北海道編
カラフトマスの遡上 さくら滝 ・裏摩周.周辺

カラフトマス(樺太鱒、学名:Oncorhynchus gorbuscha、英名:pink salmon、humpback salmon)は、サケ科サケ属の回遊魚。別名にセッパリマス・アオマスなどがある。アラスカなどではピンクサーモンとも呼ばれる。 北海道の一部産地ではオホーツクサーモンというブランド名で呼ばれている。

生態
基本的に生まれた川に溯上し産卵するが、母川回帰性は弱く迷って違う川に遡上する事も多い。日本での遡上の南限記録は太平洋側で岩手県、日本海側は新潟以北。主にオホーツク海と根室海峡に流入する河川に遡上する。遡上時期は河川により変化するが、7月から遡上が始まり砂礫質の水通しの良い河床を選び8月から10月に産卵し、産卵後は寿命を終える。 孵化した稚魚は河川ではあまり餌を捕食せず、翌年4月から5月に降海する。
1962年から1967年にかけ北海道知内川、遊楽部川で行われた調査によれば、産卵床は水深6cmから36cm、大きさは長径で80cmから170cm程度、短径は35cmから90cm。産卵床が作られる箇所の流速は、シロザケよりも流速が速い箇所が多く産卵床の位置や水質で棲み分けがされている[1]。流速の速い場所を選ぶのは、稚魚がサケと比較した場合、より豊富な酸素を必要とするためとされている。
自然繁殖での卵から降海するまでの生存率は0.1 - 40%程度。人工孵化での採卵から放流までの生存率は約80%
シロザケと並び最も海洋生活に適合した種であるとされるが、人為的に移入された北米の五大湖では淡水の環境で陸封型が繁殖し、世代を重ねている。










































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