磨呂の写真館 (辰野邦次)

自然の風景と動物・野鳥の日記です

キクイタダキ Ⅴ

2011年08月05日 13時50分13秒 | 2回目関東遠征
キクイタダキ Ⅴ

全長10cm。日本で見られる鳥の中ではいちばん小さく、体重5グラムほど。全体はうすい緑色をしていて、頭のてっぺんが鮮かな黄色で、菊の花びらが貼りついているようなので、この名があります。たえずせかせかと飛びまわり、目を離せません。日本では冬鳥として渡来している他、北海道や本州の高山帯の針葉樹で繁殖します。平地では冬鳥で、林の中でも針葉樹で餌を探しています。
巣は、針葉樹の枝先にコケ類、クモの糸などを使って造り、空中から出入りします。
ヨーロッパの小国ルクセンブルグの国鳥で、美しく鳴く鳥が少ない北欧やイギリスでは特に愛されています。ひろくヨーロッパで鳥の王といわれているのは、小さくても「黄金の王冠」をかぶり、凛とした姿が連想を呼ぶのでしょう。











目が回る~





まだまだ回る~ ^o^





















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キクイタダキ Ⅳ

2011年08月05日 08時58分15秒 | 夕日
キクイタダキ Ⅳ

菊戴 [学名:Regulus regulus]

鳥綱スズメ目ヒタキ科ウグイス亜科の鳥。日本でいちばん小さな鳥で、全長約10センチメートル、体重4~6グラム。アジアの高地とヨーロッパの針葉樹林にすみ、日本では北海道、本州の亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬は平地で生活する。全身暗緑色で、頭部に鮮やかな黄色の帯があり、雄の冬羽では、さらにその帯の中央に鮮やかな橙赤(とうせき)色の帯がある。和名は、この頭部の黄色部をキクの花に見立てたものと思われる。葉の間をせわしく飛び回りながら、細く小さな嘴(くちばし)で、クモ、昆虫などを捕食する。針葉樹の葉の間にクモの糸で吊(つ)り下げた巣をつくり、約10卵を産む。




















































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キクイタダキ Ⅲ

2011年08月05日 06時01分17秒 | 2回目関東遠征
キクイタダキ Ⅲ

人間との関係
ヨーロッパの伝説や民間伝承において、本種はしばしば鳥の王とされる。学名の属名および種小名の Regulus もラテン語で「小さな王」という意味である。その理由は頭頂部の黄色い冠羽があたかも王冠を冠っているようだから、とされたりもするが、キリスト教布教以前の民間信仰により、古くから「鳥の王」とされてきたのはミソサザイであり、キリスト教布教によりいつしかその辺が曖昧になって混同されたのが実際の理由のようである。
ルクセンブルクでは、国鳥とされている。






















































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