マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

餅街道・二軒茶屋

2023-07-16 | グルメ

伊勢街道は、甘いもの好きには「餅街道」などと呼ばれたりするそうです。

私はこちらに引っ越してくるまでは「赤福」くらいしか知りませんでしたが、

今は、旧街道沿いに散らばる古い餅屋を探して、

2個とか、3個とか買って帰り、家でゆっくり味わうのが楽しみです。

賞味期限は当日か、せいぜい次の日まで。

古いたたずまいを残している店が多く、販売している菓子は、ほぼ、その店の名物の餅だけ。

飾りのない素朴な味わいの餅菓子です。

昨日立ち寄ったのは「二軒茶屋餅」の店。

瀬田川のほとりに立つ古いお店です。

↑ 手前に川が流れている、右の建物が「川の駅」、奥の、のれんの掛かっているのが「二軒茶屋餅」の店、ポストの向こうが伊勢街道。

かつて、伊勢参りには、静岡や愛知から船に乗り、海をわたってやってきた人たちも多くいたそうです。

二軒茶屋(餅屋とうどん屋の二軒の茶屋があった)は、船に乗って川をさかのぼってきた人たちが、上陸する場所(川の駅)でした。

↑ 川の駅、川の写真を撮るのを忘れました!(右奥の建物は二軒茶屋餅の店の蔵)

舟は、二軒茶屋に近付くと、どんどこどんどこ太鼓や笛、鉦を叩きながら、賑やかにやってきたので、「ドンドコ舟」と呼ばれたそうです。

太鼓の音が聞こえてくると、「ドンドコ舟が着くぞー」なんて言って、御師(おんし・ツアーガイド)たちが待ち受けていたのかも?

そして船を降りた人たちは、今度は、店の前の街道を歩いて神宮へ、と向かったのです。

↓ 駐車場に車ではなく船が! 「どんどこ丸」

 

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