マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

東紀州・九鬼(くき)、その1「港の魚たち」

2021-09-03 | 
昨日は町民健診の予約日でした。
近くのかかりつけ医のところで、血液採取や、尿検査、レントゲン、血圧や、心電図、簡単な診察も、
お昼前にササっと終わったので、
行って見たかった尾鷲(おわせ・三重県)方面へ車で向かいました。
今にも雨が降りそうな空模様でしたが、
まずは尾鷲にある「熊野古道センター」へ。
高速道路で行く方法もありますが、
道沿いの風景を楽しみたいので、国道を使います。
快適な道ですが、遠い!!!
山の中を分け入って、ぐるぐる道はうねり、
登ったり降りたり。
海の近くなはずなのにどう見ても周りは山だらけ。
そして辿り着いた立派な「熊野古道センター(熊野に関連する資料館)」はなんとコロナのために休館・・・
で、もう少し南へ下がって、次の目的地、九鬼漁港へ。


中世戦国時代に活躍した「九鬼水軍」の発祥地です。
九鬼水軍は鉄板を使った船も建造したそうです。




九鬼漁港は、山に囲まれた奥深い入り江にあります。


岸壁(道路の端)に近寄って海の中を見て驚きました。
水が澄んで、とても綺麗。港の深い底まで見えるのです。
魚がいっぱい泳いでいます。







小さいのや大きいのや、赤っぽいのや、縞々の魚が見えるのです。
特に青い小さい魚が気になります。
赤っぽく見える魚はとても大きくて、タイだと思うのですが、他は分かりません。
こんな水を湛えた港は初めて見ました。

小さな船も皆よく手入れされています。
人の姿もちらほら見えます。
海産物の小さな加工所兼販売所も営業していました。
けれど、道路と海の間に柵も何もないので、
私は嬉しいのですが、小さな子どもたちや、酔っ払いや、
運転の下手な人は落っこちないかと心配です。

家からなんと往復約219キロ!走ったようです。
(ちょっと迷って、戻ったり、遠回りしました・・・)
私は助手席から、山や川を眺め、鎮守の森を眺め、
製材所や、牧場の案内の看板を眺め、猿の親子を眺め、
小さな中学校や、食堂を眺め、家々を眺め、家々の庭を眺め、
田んぼや畑を眺め、道路の標識を眺め、工事中の人たちを眺め、
木や草を眺めているだけですが、疲れました、
でも、また行きたい。
今度はいいお天気の日に、
九鬼の海がきらきら輝くのを見たい。

*途中「八鬼」への案内看板を見ました。
へえー、九鬼だけでなく、八鬼という所もあるんだと思いましたが、
かつて「八鬼山」はオオカミや山賊が出て、
「八鬼峠」は熊野古道伊勢路、最大の難所だったそうです。
九鬼も、自動車道路が出来るまでは、ほとんど船でしか行き来できなかったのではないかと想像します。










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2 コメント

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Unknown (花てぼ)
2021-09-03 21:23:49
どこへでもお出かけ、いいですね。
うちでは二年ほどになりますか、連れ合いが免許を返上してしまいましたので、このところ遠出はできません。ずっと夫任せにして自分で運転しようとはしませんでしたずっとのでいざ、どこかへといっても自信がないのです。自分の用で近くをちょろちょろするだけです。公共機関を使って旅行でもと思っても、今度はこれ(コロナ)でしょう?
でもまだ自粛はそう難しいものではありませんのでいいのですが。
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Unknown (マリヤンカ)
2021-09-04 07:40:21
花てぼ さま
コメントありがとうございます。
うちも、いつまでこんな風に出来るか分かりませんが、紀伊半島に越してきたので今まで知らなかったところへ出来るだけ行って見たいと思っています。
免許を返納した後は、電動自転車、あるいは電車と折り畳み自転車?・・・
とにかく今は何をするにもコロナが立ちはだかっています・・・
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