マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ミウラオリ…

2015-11-28 | Weblog
ミウラオリとは三浦公亮が考案した宇宙衛星のパネルの展開の方法です。
(ネットで折り方が公開されています。
広告紙などで簡単に折ることができます)
小さな形が、僅かな力で大きく広がって、軽くて丈夫、
折り紙のメカニズムから実現した宇宙技術です。

私が子どもだったころ、姉様人形の髪を作る時には、
まず、筆に半紙を蒔きつけぐっと押しつけて、
ひだを作って広げ、
あらためて巻きなおし、こより等で髪を形作っていったものでした。
その時、紙に出来るしわ(ひだ)は、ひし形が並んでいて、きれいだなと思って眺めたものでした。
その形を数学的に解明し発展させると、
ミウラオリへと繋がっていくのだそうです。
(実験)
ティッシュをスティック糊などに巻き付けて指で上から押し付け
広げると、めちゃくちゃな皺にならず、模様ができます。
(シャツなどの袖を折らずに、たくしあげた時も同様の皺が、)






自然は全く自然に、昆虫の羽根や、木の葉など、
最小限のエネルギーで見事に羽や葉を広げたり縮めたりしています。
おもしろくて、すごいことです。

半分に折った紙を屏風畳して、
片一方だけ谷折と山折を反対に折り変えると、
きれいにたためる葉になります。

下は本物、すごい!

Flicker photographer The Heartwood



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猫のいる風景

2015-11-27 | 自然
吉田山付近を散歩していたら、
崖のような石垣の上でくつろぐ猫がいた。

自転車を停めて、
上からも、ぐるっと回り道をして下からも、
写真を撮ったりしたけど、
3匹の猫は全く動じる様子が無い。
自分のいる位置を心得ている。
つぶった目を開けようともせず、
じっとしたまま。
しばらくしたら、うるさい人間どもも、通り過ぎるだろう。
美味しいものでも持ってくるならともかく、
何を騒いでるんだ、まったく…
なんて思っているのかもしれない。



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ひっつきむし

2015-11-25 | 自然
草むらに分け入ると、
服もくつしたも、靴ひもにまでくっつき虫がくっついて
あとで取るのがたいへんなことになります。
今、河原で目立つのはセンダングサです。


触れるとバラバラになり、
セーターなどにくい込みます。
ルーペでのぞいて写真を撮ろうとしましたがピントが合いません。
それに、白い紙の上に置いたのが失敗、


略図を書くとこんな感じ。
最強の形です。






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街路樹

2015-11-23 | 自然
京都の市街地を南北に貫く堀川通りの中央分離帯の木々の紅葉が美しい。
小さな川が作ってあって散策出来るようになっている。
写真の辺り(寺の内)は主にイチョウだけれど、
フウなど他の木が混ざっているのが嬉しい、
大きな木が思い切り空に向かって伸びている。



もう少し下ると道の東側の掘川べりが散策道として整備されていて、
そこに降りると、車に乗って走っている時には想像できない空間が広がる。
人工的に作られた景色だけど、
何種類もの木々が茂って水が流れていると、
それだけで、ビルと車の世界とは全く別の世界が生まれる。
木々は豊かな気持ちを与えてくれる。
都市には街路樹や公園はとても大切なものだと実感する。




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落ち葉くらべ

2015-11-20 | 自然

よく似ているけど
右の赤っぽいのはケヤキ
中央の小さいのはアキニレ、
左の下はムクノキ、
左上はエノキ、
全部「ニレ科」の木の落ち葉です。

良く見れば、葉脈や鋸歯の形も違います。

上はケヤキの葉、鋸歯はこんな形
艶感も違います。
下はムクノキの葉、
この4種の木の中では一番明るい色調です。
ムクノキの葉の表面は裏も表もざらざらしていて、
やすりのようです。
実際に昔は塗りものを磨くのにも使ったそうです。
爪も磨けます。



上はエノキの落ち葉、
エノキの葉は左右対称ではないことを初めて知りました。
そして皮のようなつや感です。
小さなアキニレの葉が一番虫食い跡が多い気がしました。

糺の森の代表的なこれらニレ科の木々が紅葉すると、
緑の森は明るい森へと変身します。
神社近くのカシの木々やクスノキの濃い緑だけ際立ち、
いよいよ冬の到来です。

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イラクでの蛮行は

2015-11-18 | Weblog
テロとの戦い、
テロを許さない、と勇ましい声が聞こえてくる。
しかし、ついこの間の、
アメリカをはじめとする欧米のイラクでの蛮行はどうなるのだ。
誰が裁くのだ。

イラクのファルージャはゲルニカの再現と言われている。
2013年10月のナショナルジオグラフィックの記事によれば、
控えめに見積もって、イラク戦争で2003~2011年の間のイラクの死者は50万人と推定されている。
そのおよそ70%が一般市民だという。
イラク戦争において使用された劣化ウラン弾は1.9トンとアメリカ政府は公表しているが、
具体的な投下位置は公表されておらず、
環境への悪影響は現在も拡大し続けている。
家族を殺され、友達を失い、国土をめちゃめちゃにされて、
一体何に希望をもてばいいのか。
復讐の炎を燃やし、眼をらんらんと光らせてテロリストたちは今も爆弾を作り続けているだろう。

パレスチナで、イラクで、アフガニスタンで、シリアで、
誰がテロリストを作り続けてきたのか?
誰が武器を作り、売り続けているのか!
本当のテロリストは誰か!




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秋色の深泥池

2015-11-16 | 自然

深泥池のミツガシワも今はこんな感じ。
水面を覆い尽していたジュンサイなどの水草も少しずつ消えて、
日ごとに開水面が大きくなっていきます。
浮島も池の向うの山々の木々の色も、次第に色付き始めました。


オンブバッタも秋色に、


トノサマバッタも秋色に、


水は秋の空の色
とても静か…



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植物園で 3

2015-11-14 | 自然
水辺はいっそう美しい。




さざんか、さざんか咲いた道…♪


こんな幹の木(チシャノキ)も


紅葉は緑色が徐々に色あせて、黄色や茶色や赤になっていくように思っていますが、
時々この木のように、濃い緑と赤い葉が同居している木もあって、
おもしろいなと思います。

(植物園1,2,3、とりあえずおわり)
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植物園で 2

2015-11-12 | 自然
ヌマスギの紅葉は素晴らしかった!

堂々とした姿、地面にまで垂れ下がる葉先、

下の写真は、このヌマスギの不思議な呼吸根、
沼地に生息するこの木は、呼吸のために膝小僧のような呼吸根を地上に出しています。
(高さ1,5メートルにもなるそうで、植物園ではなく、森の奥の沼地などで、
呼吸根の林立する風景にであったら、どんな感じがするだろう?)

呼吸根の姿は、植物は光合成するけど、
根、茎、葉の全身で酸素を使って呼吸し、
エネルギーを得ていることを思い出させてくれます。

池(沼)の泥の上に、奇妙な模様、
時々動いて模様を描いているのは巻貝でした。


アキアカネかな。


木の幹で、2匹の蜘蛛が見あっています。


こんなお弁当ができました。

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植物園で 1

2015-11-11 | 自然
昨日植物園へ行ってきました。

上の写真は北大路通と植物園を結ぶ道です。
夏は濃い影を落としていたケヤキ並木はすっかり明るくなりました。
赤っぽいのや、黄色っぽいのや、
まだ緑っぽいのや、茶色っぽいのや、ケヤキの紅葉は様々。
降り積った落ち葉を踏みしめて歩く音、そして、枯れ葉の香り…


植物園はあちこちにベンチがあるのが嬉しい。

暑くもなく、寒くもなく、
虫の声や鳥の声が聴こえて来て、
赤から緑まで、いろんな色のいろんな形の葉が、
絶えずひらひらと空中を舞って、
肩に落ちて来ます。



最高の季節です。
上も下も中も錦、
カツラなどの落ち葉の甘い香りが
時々鼻先をくすぐっていくのもいっそういい感じです。



アオサギが楓の枝でのんびり羽繕いをしていました。
私たちが立ち去る時もまだずっとその枝でくつろいでいる様子でした。

コメント (2)
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