日が長くなりました。
朝、ウトウトしながら障子が次第に明るくなるのを眺めています。
小鳥たちが賑やかに囀りはじめ、一旦静かになる頃、私は布団から抜け出ます。
この辺りの日の出は、5時35分、日の入りは、18時17分。
ついでに調べてみたところ、
根室では、日の出は、4時52分、日の入りは、17時48分
那覇では、日の出が、6時16分、日の入りが、18時48分
今では人は、時計の示す時刻で、動いたり、食べたり、働いたりしていますが、
それは、随分と無理があるのかもしれません。
ところで、日の出、日の入り時刻を調べていたら、
「市民薄明」「天文薄明」「航海薄明」の文字が目に入りました。
「薄明」は黄昏とかトワイライト、あるいは御来光、等と呼ばれます。
大気中の塵による光の散乱により発生する空の明るさです。
「市民薄明」は日の出前、日の入り後、1時間程度の、灯火無しで野外活動ができる明るさのことだそうです。
ということは日出時刻が5時半だったとしても、5時前から野外で、作業が出来る、
さらに、日の入りが18時半としても、19時過ぎまで野外で作業が出来る、ということになります。
確かにそうだな、と思います。
「天文薄明」は空が星明りよりは明るい状態で、30分程度だそうです。
「航海薄明」は空と海の境が分かる明るさだそうです。
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「薄明」とは関係ありませんが。
パステルでスケッチをしました。

「村の道」