近くの川に「釣り」に行ってきました。
・・・私は、釣りを眺めていただけ・・・ですが
夫は、うなぎ釣りをやりたくて、
針を買ってきて、仕掛けを自分で作り、
どこが良さそうか、釣り場を探して方々回って、足場が安全で、車を近くに停められるところを探していました。
雨上がりの昨日、チャンスとばかり、家の畑を掘ってミミズを集めて、夕方6時半ごろ出かけました。
川は増水し濁っていました。

↑ 岸辺のノイバラ
私は石段に古タオルを敷いて座り、
夕闇迫る空、岸辺の木々や川面をずーっと眺めていました。
いくら目を凝らしても水の中は何も見えません。


そして竿先を眺めていました。
カエルの合唱が次第に大きくなり、他の音は何も聞こえず、
やがて竿先も見えなくなるほど暗くなって、
懐中電灯の明かりを頼りに、餌を付けたり絡んだ糸を直したりする夫を眺め、
バケツの中の魚を眺めていました。次第に空気がひんやりしてきました。
9時頃終了、
で、なんと!ウナギが4匹、ニゴイを3匹、マブナが1匹釣れたのです。

バケツは直径30cm、
全身ばねのようなウナギの元気!に驚きました。
細くて小さなウナギと他の魚は川に還して、
ウナギを2匹だけ持ち帰りました。
しばらくきれいな水の中で暮らしてもらいます。
そして、何とか料理して食べようと思います。
冷蔵冷凍技術の無かった時代、海から遠い地方では、
川の魚は大切なたんぱく源でした。
今では、魚と言えば、大きくて骨も少なくて、生食もできる海の魚が中心で、
川魚は敬遠されています。
でも、今も川には魚がたくさん居る!ということが分かりました。
スッポンや亀が釣れなくてよかった!