マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

西瓜/フリーダ・カーロ

2016-08-29 | Weblog
夫が収穫してきたスイカ、

先月採ってきたのは残念ながら、
まだ未熟で果肉が白くて食べられませんでしたが、
今回は、しっかり熟して甘くておいしくて、
皆で感激しながら食べました。

なんとか冷蔵庫に隙間を作って、ラップして仕舞いました。

緑色の縞模様の丸くて大きいスイカ、
中は真っ赤で、水分がいっぱいで
自然の造形はホントにすごい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、スイカといえば、
フリーダ・カーロの絵を思い出します。
炎のように生きたメキシコの女性です。
精神も身体も傷だらけで、
1954年の夏に47歳で亡くなりました。
最後の作品がスイカの絵。
その、絵の中のスイカに「VIVA LAVIDA(人生万歳)」
と書かれています。
幼い時からの病や、その後の大きなケガ、
傍から見れば、苦しみばかりの人生に思えますが、
だからこそよけいに、「生きる」喜びと重さを知り、
「絵」にも、「人生」にも全てをかけて生きたのだ、と思います。

誰もフリーダ・カーロのようにはなれませんが、
人生の最後に「人生バンザイ」と言えたら素晴らしい、と思います。



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青い空と白い雲

2016-08-26 | 自然
この川で、この夏、この子どもたちは、何を見つけたかな。
きっとたくさんの宝物を見つけただろう。
青い空に白い雲、
冷たくてキラキラ光る水、
小さな魚や虫たち…

子ども時代に、たくさんの宝物を見つけて、
心に蓄えてほしい。




高野川のこの辺りは、さらさらの白い白川砂と粘土質の砂がくっきりと分かれて堆積している。
橋の上から見ていると、
この人は、粘土でなにか作っているように見える。


青い空と白い雲。
もう直ぐ夏が終る。
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おもちゃ

2016-08-24 | Weblog
今、子どもたちはどんなおもちゃで遊んでいるのでしょう?
地域の地蔵盆に顔を出したら男の子(2年生くらい?)が3人いました。
花や果物やお膳を置いて、きれいに飾ったお地蔵さんの前で遊んでいます。

二人は、それぞれスマホでゲームをしていましたが、
どんなゲームなのかはわかりません。
もう一人が手にしていたのはやわらかいスーパーボールのようなものと、白いネット、
その子がそれでどうやって遊ぶのか、やってみせてくれました。
面白いので借りてしばらくそれで遊んでいたら、
気にいったんやな、あげようか、
というのです。もちろん辞退しましたが。
その子はユーチューバーになりたいのだそうです。
「儲かるから、」といっています。
すると、もう一人の子が「そんなん、もうからへんわ、」と言っていました。
そのやり取りを聴いて、
大人の世界をそのまま反映するのだなと、実感しました。





白いネットをとると(力を緩めれば)、瞬間で元の球に戻ります。
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こもれび

2016-08-22 | 自然
急に外に出ると、
日がかっと照りつけて、
頭がくらっとするような快晴が続いています。
日向と日陰の差がすごくて、
山も川も町並みも木々も草も、
縁どったみたいにくっきりしています。
森の中では、木漏れ日がきらきらゆれていました。

道にも、



小川にも、

塀にも、
木漏れ日の中に木の葉のシルエットが踊っています。






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ポシャギ風

2016-08-20 | 手づくり
以前からやってみたかった、
ポシャギ風布つなぎ。
韓国でチョゴリの余り布で作り、
透けるように薄く仕上げ、暖簾のようにかけて、
部屋の仕切りにしたりするそうです。

端切れの中から、無地の薄い布を何色か見つけたので挑戦してみました。
透けるので縫い代をきれいに始末することがポイントです。
3種の白い布も使って、先ずは小さなものを。
思いの外美しい。

仕上げに縫い目のところに刺繍糸でいろんなステッチを入れてみました。

もっと作りたくなって、少し大きめのを。
普通の無地の布で挑戦。
中央部分は2重になっていますが、
周りだけは透けるように薄い紺絣一枚にしたので、
ひらっ、とした感じに仕上がりました。
キーボードカバーにしました。




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夏の終り

2016-08-17 | 自然
3日連続で午後激しい雨が降りました。
今日も降りそうだったけど、このまま降らないかもしれない。
川は少し増水して鴨や鷺や鶺鴒たちが嬉しそうです。
鴉も。ちょっと歩いては水の中をつついています。
土手のジュズダマも大きく伸びています。
夕方、河原で水の流れを見ながらじっとしていると、
熱い空気の中に、僅かに涼やかな風が感じられて、
もうすぐ夏が終るのだな、と感じるのです。


昨夜は各地で盆踊りやいろいろなお盆の行事が行われたことでしょう。
大文字の送り火も、土砂降りの雨の中で決行されました。
送ってやらないことには、あの世に帰れなくなったら大変、
なにがなんでも帰ってもらう、ということかもしれません。




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「なぜ」をもっと、

2016-08-16 | Weblog
8月になると新聞には戦争と平和関連の記事が多く見られるようになります。
戦争の悲惨が体験者から伝えられます。
でも、その苦難の内容は
便利でものが溢れる、今の日本に生まれ育った人にとってあまりにかけ離れています。

「反戦」の意志は、戦争の恐怖や無残を伝えるだけでは育たないと思います。

なぜ、食べるものがなくなったのか?
なぜ、鬼畜米英と言うようになったのか?
なぜ、自由にものが言えなくなったのか?
なぜ、若い人が特攻隊に志願したのか?
なぜ、仏教やキリスト教までもが、国家神道に従属してしまったのか?
なぜ、なぜ、なぜ・・・
なぜ、戦争がおきたのか。

無数のなぜ、を一つ一つ検証するなかで、
強固な反戦の意志が育っていくのだと思います。
一人一人が、自分で、「なぜ」を考えることで、
中国や朝鮮を嫌ったりバカにしたりする今の風潮に疑問を持つことが出来、
安保法制やアメリカ軍の基地のことなども、
少しずつ考えることが出来るようになるのではないでしょうか。



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フルーツキャップ

2016-08-11 | Weblog
モモが美味しい季節です。
モモをくるんでいる発泡スチロールの緩急材を
なんと呼ぶのか分からなかったのですが、
フルーツキャップとか保護メッシュなどと呼ぶのだそうです。
お酒を買う時も、最近はこれを瓶にスッと履かせて渡されます。

昔は、リンゴはリンゴ箱のもみ殻の中に埋っていました。
木綿(もくめん・木を薄く細く切って作ってあった)
や紙やキラキラ光る糸のようなビニール?
が詰めてあることもありました。
蛇腹に切ったクラフト紙にくるんであった時代もありました。

でも今は、
リンゴもナシもモモも浅い段ボール箱の中に、
フルーツキャップにくるまれてきれいに並んでいます。
軽くて扱いやすく、濡れても大丈夫。
どこにも硬い所や尖っているところが無い。
誰が発明したのでしょう。
良く出来ているなと思います。
直ぐに捨てるのが惜しくて、このメッシュで遊んだことがある人も多いのではないでしょうか。
久々に遊んでみました。

茸みたい

最後は3枚使って、


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人形の顔

2016-08-07 | Weblog
世界の絵本、と人形と、子どもの服(民族衣装)、
を展示した小さな展覧会に行ってきました。

人形は、廊下に置いたガラスケースに小さなのが並べてあるだけでしたが、
それぞれのお国柄が衣装や姿形に表れていて面白かったです。
棒きれでも、瓶でも箱でも、眼鼻口をつければ、
何となく魂が宿ったような気がするものです。
ところが、眼鼻口の無い人形があってビックリ!
家に帰って調べてみたら、ウクライナのお守り人形で、
母や祖母の服などを使って、
針を使わず糸や紐で巻いて作り上げる「おまもり」なのだそうです。


この人形たちのまなざしの素敵なこと!



チャーミング!


まるで生きているみたい、不思議です。

久々にお人形を作りたくなりました。
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芋茎・ずいき

2016-08-05 | グルメ
トマトやキュウリは一年中出回るようになりましたが、
瓜や長唐辛子や枝豆や「ずいき」を見かけると「夏だな」と思います。

芋茎(ずいき)は
里芋などの葉柄で、
我家では湯がいて酢のものなどにして食べます。
シャキシャキとした歯触りが、独特です。

「ずいき」はあくが強いので、
皮を剥く指が黒くなります。
次に酢水で湯がいて下ごしらえをしますが、
その水の色は
赤とピンクの間の何とも言えずきれいな色になります。

ずいき本体からは色が抜けて、ピンクやオレンジと白のグラデーション。
胡麻酢等で和えると再びきれいなピンク色になります。
台所は、いつも思うのですが、たのしい実験室です。
時々めんどくさくてウンザリすることがあっても、
またやりたくなるのは、あれこれの実験が楽しい上、
「美味しい」か「まずい」か、直ぐに結果が出るので、
また挑戦、てことになるのかもしれません。

(柱や屋根をずいきで作り、
いろんな野菜で飾り立てた神輿で有名な
北野の「ずいき祭り」は10月です。)

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