マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

春の一日の終り

2013-03-31 | Weblog
何となく目の前に霞がかかったような、喉がいがらっぽくなるような、
春独特の空気感の一日でした。

目の前の真ん丸の太陽、一瞬、月かと思いました。

日が長くなったけど、
もうすぐ日が沈みます。

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シデコブシ(幣辛夷/四手辛夷)

2013-03-30 | Weblog
シデコブシは日本の固有種だそうです。
愛知、岐阜、三重の限られた場所に生育していて、自生地では天然記念物や絶滅危惧種になっているそうです。
全然知りませんでした。

香りも素晴らしい美しい花です。
蕾が割れて花弁が覗いた、と思ったら翌日には花びらが開いて大きな花になりました。
突然棒のような枯れ木の先の小さな茶色い蕾から可憐な花が出現するので手品を見てるみたいです。
しだいに花弁は長く大きくなり、徐々にひらひらと垂れ下がります。
その姿から神事に使う「四手」の名が付けられました。

もし春先に山の中でこの木に偶然出会ったらどんなにうれしいことでしょう。

下の写真は白川の教会の庭のシデコブシです。
ここの敷地の樹木はどの木も完璧な手入れがなされています。
シデコブシもきれいな樹形になるように、細いネットで形が整えられています。




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アメリカにとって日本は

2013-03-29 | Weblog
西武秩父鉄道を西武ホールディングスの筆頭株主であるアメリカの投資会社サーベラスからリストラ策として本路線の廃止が提案されているというニュースが流れていました。

秩父にはアメリカ合衆国が出来るよりずっと大昔から人々が暮らしていました。
秩父の歴史こそアメリカが学ぶべきものです。


でもアメリカにとって秩父に住む人々の暮らしなどどうでもいい、金にならなければ切り捨てろ!
つくづくアメリカにとって日本は金のためにだけしか存在していないのだなと思います。
それを友達などと勘違いも甚だしい!


空中から撮影した写真で図面を作り線を引く、基地もそうやって出来てきました。
そこに人間の姿は見えません。
TPPでいっそう加速されて様々な方法で日本からあらゆるものがアメリカに吸い取られていくのでしょう。
途中で「いやだ」ということは出来ません。
いやだ、と言ったら、日本が拒否したことで生じたとして莫大な損害賠償が請求されることになるでしょう。
アメリカの政治は常に裏表を使い分けて、他国に対して脅迫することで選択を迫ってきました。

アメリカはそうやって世界中から「金と血と涙」を吸い込むことで成り立ち、
膨れ上がってきた国だと思います。
モダンな街のおしゃれなOLも、道ですれ違う人も、
カフェでコーヒーを飲んでいる人も、地下鉄で向かいに座っている人も、
懐にピストルを忍ばせているかもしれない、、、
そんな国はどう考えても現代の文明国とは思えません。

アメリカはいつかは崩壊すると思いますが、
沈むアメリカの踏み台にされるのは嫌です。
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お花見散歩

2013-03-27 | Weblog
tara葉さんに教えてもらった出町の本満寺のしだれ桜を見てきました。
周辺の桜はまだほとんど蕾なのにこの桜は満開。
こんな大きなしだれ桜が近くにあることを全然知りませんでした、
カメラを持った人など次々訪れては眺めているのでびっくりしました。
「有名なんよ、」と言われました。
寒かったけど、見事な枝ぶりの桜を眺めながら、桜餅を食べました。
桜餅は最近はいつも行列が出来ている「ふたば」は遠慮して、枡形の入口で買いました。
餡の中にも桜の葉の塩漬けが刻んで混ぜ込んであって、なかなか桜の主張がきいたお餅でした。





そして、河原町今出川のカドの3本の「サンシュウ」の花を見て、
出町柳へ回って、おかめ桜も見てきました。
花弁は随分散って枝先に残ったガクが花みたいです。
おかめ桜は園芸品種で赤いガクと濃いピンクの花びら、黄色い花芯、
そして花が下を向いているのが特徴です。
遠くからでも赤い色が目立って桜とは思えないくらいですが、近づけばしっかり桜。
帰りにすぐそばの柳月堂で「桜餡パン」、は買わずに朝食用のフランス食パンを買って帰りました。





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春よ、ゆっくり来てね

2013-03-25 | Weblog
あっちの桜は満開、こっちでは7分咲き、どこどこは何日ころ満開になるだろう、
とテレビでは毎日、桜情報を大事そうに報じています。
そのニュースを聞いて大勢の人が右往左往しています。
満開の桜の映像を見過ぎると感動が薄れるのではないかという気がするのですが、
テレビに写っている場所で、満開の桜を見た、というのがいいそうです。
どんどん先回りして映像を見せられると満腹になって味も判らなくなりそうです。
春さん、ゆっくりやってきて、と言いたい気分です。
川の土手で、昨日は無かった小さな花を今日見つけた、
虫が飛んできた、山の色が変わってきた…そんな風にゆっくりと、
春を自分の五感で感じたい、
春の花を一つづつ自分で見つけたい、としみじみ思います。
今日は花冷え、寒いのは困るけど、ホッと一息です。

今年、突然庭の端に現れたこの花の名はでしょう?
いろいろ検索してみましたが解りません。
だれか教えて下さい。
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京の田舎

2013-03-23 | Weblog
今やモダンなビルが立ち並ぶ北山通りが走り、地下鉄の駅もあってとても田舎とは呼べないかもしれませんが。
でも大文字の送り火の「妙」「法」の山に沿って古い作りのままの家がたくさん残っていて、家の前の水路には透明な水が勢いよく流れています。

このお宅の裏には竹林があり、切り出したばかりの青々としたながーいモウソウチクが家の前に置いてありました。

山に近づけば、こんな風景を見ることが出来ます。
ヤマザクラが咲く頃ひときわ美しいことでしょう。
雑木林の低い山、山裾に竹林、墓地も明るくて、畑を見降ろす形になっています。
小さな果樹園もあり、小川が流れていて、まるで里山のセットみたいです。
でも畑には鹿よけのために電流が流れる針金が張り廻らされています。
京都周辺の山々に鹿が激増していて、木々の皮も木の芽も草の芽も笹の芽さえも食べ尽くすので大変だと聞いています。

水路には水量を調節するための工夫がいろいろ見られました。
細い水路ではたった一枚の板がその役目を果たし、
もっと水量の多いところにはしっかりした弁が付けられていました。



下の写真の向こう側は高野川です。
私の父の父の父の父は松ケ崎出身です。たぶん、、、
祖母が生前、墓参りが大変なのでお墓だけは近くのお墓に移したのですが、
過去帳などは松ケ崎のお寺にあるそうです。
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京都御苑の梅

2013-03-21 | Weblog
御所の梅園の梅が満開です。桃園の桃も咲き始めました。

御所には松の古木も多く、
平らな芝生に桃や梅と松の赤い幹と緑の葉の対比が特徴的です。
古木には、松も梅も樹の姿に貫禄があって、日本画を見るようです。



所々にベンチがあって誰でも座ってゆっくり眺められるのが何より御所のいいところです。
朝10時ごろまだ誰も座っていませんでした。
お昼になれば、お弁当を持って学生やビジネスマンもやってくるでしょう。
この梅園は烏丸通りに近くにあります。
100mくらい向こうはビルが立ち並んで車がびゅんびゅん走っているなんてとても思えない穏やかさです。

辛夷もいまにも咲きそうです。
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鏝絵(こて絵)

2013-03-19 | Weblog
下御霊神社の前を通りかかったらピンクの花弁が風に載って飛んできた。
のぞいてみれば神社の建物と梅の木がぴったり合って何ともいい風情。

中に自転車を止めてしばし花見を。
建物の作りや配置が古代を感じさせる神社だ。
南の隅の今にも崩れそうな土蔵に鏝絵を発見。
 
2重になった屋根の上の狭いところにも鳥の姿があり、縁にも細かな模様が彫り込んである。

扉の分厚さが鏝絵でさらに際立って見える。
さぞ立派な蔵だったんだろうな。
何とか補修して保存してほしい。

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見なれた花も

2013-03-18 | Weblog
植物園の竹林の中にオオイヌノフグリが咲いていました。
温室で観てきた花に比べてなんと密やかな花でしょう。
でも水色は爽やかなくっきりとした色です。

祖母が大事にしていたシュンランを一鉢だけ残していました。
昨年は花がつかなかったので心配していましたが、1輪だけですが咲き始めました。
花は山菜として食べるそうです。どんな味なのでしょう。
もったいなくてとても食べられません。

杏の花のつぼみの色が濃くなりがふっくらして来ました。
たくさん花がつきました。
今年こそ食べられる実がなるといいのだけど。

シデコブシ、山に春の到来を知らせる大好きな花ですが、
なかなか木が大きくならないし昨年は花を咲かせませんでした。
でも今年は咲きそうです。

庭の椿も咲き始めました。花芯のない椿、剥いても剥いても花弁ばかり、、、

そして、菫、庭の隅にほったらかしの鉢の中でけなげに咲いています。
本当はとても強い花。鮮やかな色!
誰か?みたい…と思いたくなる花。
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不思議な植物

2013-03-15 | Weblog
子どもの頃、「植物図鑑」の中の『世界の不思議な植物』のページを飽きずに眺めました。
木に寄生する世界一大きな花ラフレシアや様々な蘭、巨大なサボテンや子どもが載れるハス、
身近に見る草花との違いに眼を見張り、世界の広さを感じ、
いつかこんな草花が生い茂るところに探検に行きたいと思いました。
そのうち、そこには同じくらい不思議ですごい虫たちもいることに思い至り、
探検家は断念しました……!

久しぶりに京都府立植物園の温室にいってきました。
温室には不思議な草花が生い茂っていますが、鳥や虫たちはいません。
あくまで標本箱のようなものですが、
植物たちは生きています。
最近は花屋さんにも珍しい花が並んでいますが、
大きさがまるで違って、迫力があって、やっぱり今でもその植物たちの奇妙奇天烈な姿に圧倒されました。
動物と植物との違いなんて僅かなことだ、という気がしてきます。




  











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