マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

それぞれの形、それぞれの色

2023-06-30 | 自然

ホウセンカの花や葉の色は、ホウセンカの色、

他の花ではあまり見られない独特の色あいです。

銘仙の着物のイメージです。

コスモスは、コスモスの形と色、影だってコスモス。

全ての花がそれぞれ独自の形や色を持っています。

 

今年の2月に植えたレモンの苗2本が、無事に育っているようでホッとしています。

小指の先程の小さな実が数個ついています。

小さくても、レモンはレモンの形。

遺伝子の話を聞けば、なるほどそうかと思っても、永遠に不思議!どこまでも不思議!

イチジクはイチジクの形(色を消してみました)

クリはクリの形。

 

 

 

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命の季節

2023-06-28 | Weblog

草木の緑が日毎に膨らんで、どんなに頑張っても、

草刈りが追い付かない季節になりました。

雨の降らない日は蒸し暑くて、簡単な作業でも汗だくになってしまいます。

柿の木の幹の苔の緑はこの季節が一番嬉しそう・・・

苔を見ようと近付いたら、クモの巣が!

中心にいるのは小さなクモ(チュウガタコゲネグモ?)慌てて巣の端に、そして、葉陰に隠れました。

ホウセンカの葉陰で、ベニシジミが羽ばたいていました。

よく見るとカマキリの赤ちゃんが、ベニシジミをしっかりと捉えているのでした。

暫くして見に行ったら、翅が一枚落ちているだけでした。

こうやって食べ物を捕まえて食べて、鳥や蜘蛛に掴まることもなく無事に大きくなり、

メスはオスに出合い、オスならメスに出合い、子孫を残す、奇跡だな・・・!

 

小指の爪ほどのアマガエルがぴょん、

草の種と間違えるほど小さなバッタもぴょんぴょん。

木々も草も、命に溢れています。

 

人も、肉や魚や野菜や果実や、毎日、命を食べている。

そうやって人も命を生きている・・・。

 

 

 

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朝の散歩

2023-06-26 | 自然

ゴミ出しついでに、

自転車で近所をくるりと一周してきました。

田んぼの縁は草が生い茂り、

ハルジオンの白い花、優しい黄色のツキミソウ、そして目が覚めるような藤色のアザミが沢山咲いていました。

畔に木が一本残こされています。何の木かな?

ここでは二つの水路が交差しています。

そしてさらに上にもう一つ水路が通っています。

全ての田んぼに平等に水を送る知恵と工夫はたいしたものだなー

 

 

 

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カマキリの赤ちゃん

2023-06-25 | 自然

いろいろな所でカマキリの赤ちゃんを見かけます。

まだ本当に小さいのに、慌てることなく、大きな目でじっと何かを見つめてる様子がかわいい!

枝にいるアリを見ているのでしょうか?

 

小雨の中で、ニイニイゼミの抜け殻を見つけました。

(丸っこくて泥をかぶっているのがニイニイゼミの特徴です。)

成虫が近くの木にいるかなと思って探しましたが見つけられませんでした。

♀のセミだと鳴かないので、見つけるのは難しいです。

抜け殻についている白い紐のようなものは何だろうと調べてみたところ、

土の中にいる時(幼虫時代)に空気を取り入れていた「気管」だそうです。

そう言えばセミの抜け殻の中にも見たことがあるような・・・

殻から出てくるときに、不要になった気管のクズ、らしいです。

 

 

 

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6月の庭

2023-06-23 | 自然

植えた覚えのない花や、

何年か前に植えた球根が急に元気になって花を咲かせたり、

勿論種を蒔いて育てた花や、雑草の花も混じって、

庭が賑やかです。

雨の多い曇り空の中でしっとりと濡れた緑と、

鮮やかな草花、眼が喜んでいます。

手前からホウセンカ、コスモス、アジサイ

奥のガクアジサイはそろそろ終わり、コスモスはこれから!

ひょろりと突然現れるネジバナ。そういえば去年もこの辺りだったかなー?

ランタナの種を運んできたのは鳥でしょうか?

セイタカアワダチソウとかハルジオンとかスギナとかの強い雑草の中に埋もれて咲いていますが、

毎年少しづつ株を膨らませているようです。

1個も実をつけなかったキーウイの棚の下は、ヤブミョウガの林になりつつあります。

グラジオラス

ヒマワリも咲き始めました。

 

 

 

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柿の木

2023-06-21 | 自然

庭の通り道に柿の幼木が育っています。

切るしかないかな・・・

ほぼ100パーセント渋柿です。

甘柿の種から育った木であっても、突然変異がない限り渋柿になるのだそうです。

甘柿にするためには、甘柿を接ぎ木するのだそうです。

我が家には甘柿、渋柿共に数本づつありますが、

ほっておけば、いつか渋柿だらけになるのかもしれません。

可愛い実がついているこの木も実生で、したがって渋柿で、多分3年目くらい、

柿はとても成長が早い木です。

 

古くから長く日本での「甘味」の代表は、「干し柿」だったそうです。

また柿畑は「柿渋」をとるためのものでもありました。

柿渋は、傘、笠、合羽、樽、籠、漁網、染色の型紙などなど、

防腐剤、防湿材としてあらゆる場所で使われていました。

戦中戦後は食糧増産で、果物は不要とされ、果物畑の木は切り倒され、

芋畑に替えられました。

戦後、砂糖がひっ迫した時、畔などに残った柿の木に人々が殺到したそうです。

今は渋柿は甘柿に席を譲り、

その甘柿の畑も太陽光発電に侵食され、

日あたりの良い斜面の風景は一変しています。

 

 

 

 

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ハグロトンボ・・・

2023-06-17 | 自然

裏の林の中では、ハグロトンボをよく見かけます。

近付くと、ふわーっと遠ざかり、少しづつ上へあがっていったり、

また、降りてきたり、

同じ個体ですが、光の加減で、翅脈が白くクッキリ写りました。

 小さな金色のコガネムシ!

と思って撮りましたが、

ただの黒い色に・・・

でも思いがけず

羽根を広げて、葉先から飛び立とうとしている瞬間!が写っていました。

 

 

 

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養鶏場だった

2023-06-15 | Weblog

いつも車で通る道を、自転車で走っていたら、

ふと脇道が目に入りました。

アジサイに誘われて、

行ってみることにしました。

直ぐに道は荒れた感じになり、

行き止まりにはこんな立て札。

現在の管理者は肥料会社?

この辺りに昔、養鶏場があったと聞いていましたが、

ここだったんだ!

Google地図で見てみると、今もストリートビューですぐそばまで行けます。

廃業したのはそんな昔のことではないのだな・・・

ニワトリの声でさぞ賑やかだったことでしょう。

あっという間にこんな感じになってしまうのだなと、思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

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朝靄(あさもや)

2023-06-13 | 自然

「あさもや」と書いたら、朝靄という難しい漢字に変換して表示されました。

たぶん、ペンでは書いたことがない文字です。

しばらくその字を眺めていました。

 

昨日は、「朝靄」がきれいでした。

風景は靄の中に消えて、まるで塗りつぶしたみたいです。

昼頃からは靄はうすれたものの、ずっと小雨が降り続きました。

去年咲いたコスモスの中に1本、まるで木のように大きくなったのがあって、

沢山種をまき散らしたらしく、今年は思いがけない所にまでコスモスが育って咲き始めています。

あと数週間で、庭はコスモスだらけになりそうな嬉しい予感!

ついこの間まで、赤や朱色の花が咲いていたサツキの上に

覆いかぶさるようにアジサイが広がり、

沢山花をつけています。

 

今朝は晴れました。

窓の外はきらきら、

草刈りをしなくちゃ。

 

 

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『こうしてイギリスから熊がいなくなりました』

2023-06-11 | book

不思議な味わいの小説でした。

熊がテーマの「8つの短編集」の様な作りですが、

つながった一つの文学世界です。

皮肉や風刺が利いた迫力のあるファンタジーのようでもあり、

叙事詩のようでもあり、

挿絵の雰囲気も相まって引き込まれました。

この小説と、訳者の「あとがき」によって、イギリスの動物虐待の歴史を知りました。

あとがきによれば、イギリスでは、11世紀には、娯楽としての狩猟によって、クマが絶滅。

(熊は絶滅してからも、闘熊が見世物として大人気だったので輸入し続けたそうです。)

続いて13世紀にはイノシシも絶滅し、

次に、オオカミも絶滅対象に、続いてオジカ、角をトロフィー代わりに乱獲、

しかしシカは繁殖力が強く絶滅には至らず、次はキツネ狩りがトレンドとなり、

キツネも絶滅しかけたので、輸入しては放して狩りまくって、

その結果ウサギが繁殖して草木が減っていった・・・

という歴史を辿っているそうです。

『こうして イギリスから 熊がいなく なりました』

ミック・ジャクソン 著

デイヴィット・ロバーツ 画

太内 志文 翻訳

2018年 東京創元社

 

牧草地や畑を作るために、あるいは製鉄のために、

さらには森や山につながる古い信仰を根絶するため、山を削り森を伐採していった事と

娯楽としての狩りが長く続き、

その結果、今では、イギリスには森も山もほとんどなく、獣や虫や植物の種類もとても少ないそうです。

植民地においても同じパターンで、森林を、動植物を、古い文化を破壊し、

更には原住民を狩り、売買した・・・

 

日本では、かつてさまざまな動物が神様になったり、

或いは仏様のお手伝いをしたリ。

人がすべての生き物を支配するとしたキリスト教との

大きな違いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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