マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
(写真をクリックすると大きくなります)

石田泰尚コンサート

2006-05-20 23:42:29 | ライブ
 久々にクラシックコンサートを聴きに行きました。
ヴァイオリニストの石田泰尚氏は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のソロ・コンサートマスターであられます。
ずいぶん前から母が神奈川フィルハーモニーと石田氏のファンで、特に石田氏のヴァイオリンとキャラクターに(笑)惹かれ、一度私に聴かせたい(みせたい)と言ってくれていたのです。
母と私の念願が叶って、先週聴くことができました。

 母の言うとおり、その繊細で柔らかな音色は、心ごと真綿に包まれるような心地よさ…!
聞き覚えのある「G線上のアリア」や「クライスラー」などのクラシック曲。また、ラテンの情熱と切なさがが漂う渡辺雄一氏作曲の石田氏オリジナル曲「情熱のヴァイオリン」や「ピアソラ」が演奏され、心はもう融けてなくなりそう(笑)。

 そしてその音色とは裏腹な、口数少なく、やや無骨な石田氏のクールなキャラクター。そのギャップは確かに魅力的でした(笑)。

 石田氏とは逆の軽快で親しみ深いトークで進行してくださったピアニストの中岡太志氏のピアノも、軽やかでいてエネルギッシュなタッチがすごく素敵でした。
よどみないトークと素敵な演奏のためか、14曲、1時間30分ほどが、あっという間に過ぎてしまいましたね。

 熱烈なアンコールを受けて2曲演奏。アンコール1曲目の「リベルタンゴ」を聴いたときには思わず感激で涙が頬をつたいました。
 
 素敵なひとときをくださった石田、中岡両氏と母に、そしてお留守番をしてくれた家族に感謝した夜でした。

※渾身の演奏後、サイン会を開いてくださった石田氏。
母に買ってもらったCDにいただいたサインです。


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バイオリン (ganta)
2006-05-21 01:14:26
ぼくも幼少の頃バイオリンを弾いていました。

2年ほどで才能のカベにぶち当たり、弓を置きました。

返信する
私はピアノ (マリ)
2006-05-21 21:15:17
gantaさん

バイオリンを弾かれていたのですね。

我が家はかの桐朋学園が近くにあるせいか、バイオリンを抱えた子供もよく見かけます。



私はピアノを4年ほど習っていました。

ずいぶん手が動かないどころか、譜面も読めませんが、ピアノを弾くのは好きです。

ゆとりが出たら習い直したいお稽古ごとのひとつです。
返信する
才能と環境 (ganta)
2006-05-21 22:24:31
ぼくの連れ合いの弟は、桐朋学園の中学、高校の出身ですが、ハモニカひとつ吹けません。

中学二年生の彼の息子は(他校)、トロンボーン奏者です。
返信する
ブラスバンド部 (マリ)
2006-05-22 21:59:07
gantaさん

そういうこともあるのですね(笑)。

私はブラスバンド部でしたから

「トロンボーン」という響きだけでもなんだか懐かしい…。

私はパーカッションでしたけれどね。

「ドラムがたたけるよ」と言ったら、少しだけ次男の羨望の眼差しを受けることができました(笑)。

返信する
初めてです。 (poemx)
2009-08-14 23:18:20
石田泰尚の裏の顔(笑)を教えちゃいます。
お母さまのような 一部熱狂的なファンじゃなくともも、態度といい その面構えといい、メジャーとしての片鱗を漂わせていると思います。
いずれ もっと注目される存在になることでしょう。
返信する
楽しみですね! (マリ)
2009-08-15 20:36:39
poemxさん
ずいぶん前の日記なのに、コメントいただきありがとうございます。
トリオの方の石田さんのライブも行ってみたいです。
石田さんのご活躍を楽しみにしています。
返信する
(汗) (poemx)
2009-08-15 21:39:20
ホントですね 今気づきました
石田泰尚を語っているサイトが 他にあまりなかったので、つい。
後先を考えないタイプみたいです。
返信する
いえいえ…。 (マリ)
2009-08-15 23:33:36
poemxさん
いやいや、コメントいただけて嬉しかったです。
両親に連れて行ってもらうくらいしか石田さんのコンサートやライブなんて行かれませんが、またいつかあの限りなく繊細できめ細やかな音色(とあのキャラのギャップ:笑)には触れたいと思っています♪
返信する