大の里関が正式に大関昇進となりました
本当におめでとうございます
新大関の誕生は、今年一月場所後に昇進した琴ノ若関(琴櫻関)以来のこと。
石川県出身の大関誕生は、輪島関(第54代横綱)、出島関に次いで3人目。
そして、
初土俵から所要9場所での大関昇進は、羽黒山関(第36代横綱)、豊山関、雅山関の
所要12場所を更新して昭和以降最速
新入幕から所要5場所での大関昇進は、年6場所制となった1958(昭和33)年以降、
大鵬関(第48代横綱)の所要6場所を超えて最速
伝達式での口上は
大関の地位を汚さぬよう
唯一無二の力士を目指し相撲道に精進します
というものでした
大の里関のお父様が「唯一無二になってくれ」と仰っていたそうで、
その思いを込めて、高校時代の恩師に相談した上で口上を決めたそうです。
「他に類を見ない、もうこんな人は現れないというお相撲さんになりたい」
そう会見で仰っていた新大関・大の里関のこれからのご活躍を楽しみにしております
そして今日は十両に昇進する力士の発表もありました
新十両は 3人:
若碇関(京都府出身・伊勢ノ海部屋)
安青錦関(ウクライナ出身・安治川部屋)
琴手計改め琴栄峰関(ことえいほう・千葉県出身・佐渡ヶ嶽部屋)
再十両は 3人:
栃大海関(埼玉県出身・春日野部屋)
千代丸関(鹿児島県出身・九重部屋)
生天目関(栃木県出身・二子山部屋)
皆さんおめでとうございます
十一月場所が始まるのが今から楽しみです
一昨日に千秋楽を迎えた大相撲九月場所(東京)。
幕内最高優勝は、関脇・大の里関
今年五月場所以来2度目の優勝は、千秋楽を待たず、14日目に決まりました。
関脇以下の力士による年間複数回優勝は、1992(平成4)年に貴花田関(当時の四股名。のちの第65代横綱・貴乃花関)が
一月場所と九月場所で優勝して以来、32年ぶり2人目とのこと
本当におめでとうございます
また、明日は大関昇進を諮る臨時理事会が開催される予定で、大関昇進が確実とみられています
大関昇進直前の3場所で2度の優勝は、1934(昭和9)年春場所の男女ノ川関(みなのがわ・のちの第34代横綱)以来、
90年ぶり2人目だそうです(※男女ノ川関が大関に昇進した当時は春場所、夏場所の年2場所、1場所につき11日間の開催。)
昨年の五月場所、幕下10枚目格付出でデビューした大の里関。
初土俵から9場所でここまで来るとは本当にすごいです
出世が早くまだ大銀杏を結うことができない、史上初の「ちょんまげ大関」となりそうですね
恒例の三賞(横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に贈られるもので、殊勲賞、技能賞、敢闘賞の3つの賞の総称)は、
殊勲賞:若隆景関(初)
技能賞:大の里関(3回目)
敢闘賞:大の里関(3回目)、錦木関(初)
本当におめでとうございます
大の里関は新入幕から5場所連続での三賞受賞となりました
これは1947(昭和22)年の十一月場所に三賞の制度が制定されてから初めてのこと
大関昇進までのすべての場所で三賞受賞ということにもなります(三賞の対象となるのは関脇以下の力士)。
これからが本当に楽しみです
そして今場所は寂しいニュースもありました。
・元大関・貴景勝関が引退し、年寄「湊川」を襲名
・元関脇・妙義龍関が引退し、年寄「振分」を襲名
・元関脇・碧山関が引退し、年寄「岩友」を襲名
現役生活、本当にお疲れ様でした
親方としてのこれからのご活躍を楽しみにしております
今場所もあっという間の15日間
次の大相撲十一月場所(福岡)は、11月10日(日)から、番付発表は10月28日(月)の予定です
明日から大相撲九月場所(東京)が始まります
こちらは今場所の番付表。
これが届くとリビングに貼り出しているのですが、先場所とは明らかな違いがありました。
こちらが先場所の番付表。見比べるとよくわかるのですが、
今場所は立行司の欄にお二方のお名前があるんです
8月26日付で三役格行司の木村容堂さんが立行司に昇進し、
42代・式守伊之助さんとなりました
立行司が2人となるのは、2015年の三月場所以来のことです。
といっても、これはひと場所限り。
38代・木村庄之助さんは、今場所を最後に停年となります。
残念ながら横綱・照ノ富士関の休場が発表となりましたが、
その中で誰が優勝を手にするのか。今からとても楽しみです