昨日は大相撲三月場所(今年は大阪でなく東京開催)の千秋楽でした。
幕内最高優勝は、東関脇の照ノ富士関
今場所は12勝3敗。今場所は大関3人を破っての優勝で、直近3場所(三役)の成績は36勝。
これは文句なしの大関復帰となることでしょう
あちらこちらで報道されておりますが、照ノ富士関は怪我に加え体調を崩し、
2018年の五月場所から休場が続きました(5場所連続休場。うち、4場所は全休)。
復帰したのは2019年の三月場所。番付は序二段西48枚目まで落ちてしまいました。
私が復帰後初めて土俵姿を見たのは、2019年の五月場所11日目。このときの番付は三段目東49枚目。
回復途中での土俵姿でしたが、なにか強い意思のようなものを感じました。
そしてここからわずか2年での大関復帰。ただただ素晴らしいの一言です
さらなるご活躍を本当に楽しみにしています
恒例の三賞(横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に贈られるもので、殊勲賞、技能賞、敢闘賞の3つの賞の総称)は、
殊勲賞:照ノ富士関
敢闘賞:明生関、碧山関
技能賞:若隆景関
受賞された力士の皆様、本当におめでとうございます
一方で、寂しいニュースもありました。
横綱・鶴竜関が引退となり年寄「鶴竜」の襲名が発表となりました。
私は鶴竜関の土俵入りがとても好きでした。こちらは2017年の沖縄巡業での1枚
このお姿がもう見られないのは、本当に残念です。
このところ怪我での休場が続いていましたが、欲を言えば最後にもう一度土俵姿を見たかったですね。
約20年の現役生活、本当にお疲れ様でした
鶴竜親方としてのこれからのご活躍、とても楽しみにしています
もうひとつ、場所中に訃報が飛び込んできました。
元力士で日本相撲協会公認の相撲漫画家・琴剣さんがお亡くなりになりました。
琴剣さんの優しくて温かみのある絵が大好きで、我が家にも琴剣さんのグッズがたくさんあります
毎場所の幕内の番付はクリスタルマグネットで作っていますし、
これとは別に、引退した親方衆のレジェンドコーナーもあります
国技館へ行く度に、売店のところで琴剣さんをよくお見かけしていましたし、
昨年2月の豪風関の断髪式では一緒にお写真も撮っていただきました。
笑顔が素敵な優しい方という印象で、お人柄は絵にもよくあらわれているなと感じたものです。
相撲愛あふれるたくさんの作品をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
今年は本当にいろいろなことがあった三月場所でした。
次の大相撲五月場所(東京)は5月9日(日)から、番付発表は4月26日(月)の予定です