理由は明かせませんが、時計用の水晶発振子(32.768kHz)、中身は音叉型というかチューニングフォークになっているものを使う必要というものがありました。普段は4MHzとか10MHzくらいの水晶振動子を使っているので、今回もその発振回路を使っておけばいいじゃな~い。くらいにはじめたのですが、時計用の水晶発振子は発振してくれませんでした。それでいろいろ調べてみましたが、これでうごくんじゃ~いという情報はないのね・・・。それでもなんだかかんだかやって、なんとか発振するようになりました。図が動作した回路の回路図です。えらそうに書いてみたものの教科書にあるままじゃないかと思われるかもしれません。本当にそのままです。ちなみに、時計用の発振回路はブレッドボード上ではなかなか動かないとかいう情報も見られましたが、できるだけコンパクトにまとめるようにしていますが、ブレッドボード上での動作確認もできました。
正解がわかった上での反省タイムですが、発振しなかった回路はR2をゼロ(つまり何もいれずに配線しただけ)にしていました。だってMHz程度の発振をする水晶振動子にこの回路を使う場合、普通R2っていれませんよね?教科書にさえ書いてなかったりするわけですから。でも、この時計用の水晶振動子については京セラさんのホームページによると「音叉振動子はMHz帯ATカットの厚みすべり振動モードの水晶振動子とは異なる屈曲振動モードで振動します。音叉振動子は許容値を超えた励振電力で動作させると内部の水晶片が破壊されます。330kΩ程度のダンピング抵抗Rdを使用して励振電力を低減して水晶振動子の破壊を予防しましょう。」とあります。結局、通常のMHz台の発振をする水晶振動子と中身がことなっているから励振電力が不用意に大きくするとまともには動かないからR2で適当なレベルまで下げてね♪ということのようです。
ちなみに、どこでも注意されることですが、ICには74HC04ではなく、そのアンバッファタイプである74HCU04を使用しましょう。また74HCU04の使用していないゲートの入力端子はグランドなり電源なりに落としておくこともお忘れなく。
35年前と同一回路(TC4069UBPを使用しました。今回もです)としました。35年前は推奨回路で何も苦労しなかったんですが、今回は発振しないのですよね〜。たまたま、オシロスコープも持ち出していたので不動作の状況確認はしていません。
公開いただいた回路で試してみます。
楽しみです。