ゴールデンウイークというのは、学生時代に師匠から事務方から余計な仕事が舞い込まず、手間のかかる学生もこないので、研究に専念できる素晴らしい1週間だからゴールデンウイークと呼ぶのだと教えて頂きました。アカデミックジョークだと思っていましたが、ちょっと同意。
なんか時代は自分用のCNCフライスじゃね?ってことで昨年の秋口から、「できるだけしょぼい構成でなんとなくCNCフライスっぽいものを作ってやろうプロジェクト」が密かにうごいていました。目標はプリント基板やアクリル樹脂、アルミなどの軽金属を切削できるところまで持って行いくのが最終目標です。
とりあえずよくわからなかったので下の写真がタミヤの工作シリーズの基礎構造材+秋月で数百円で買えるステッピングモータを組み合わせてXY軸を作ったものです。左の穴あきボードの集まりが加工部分で、右側がArduino+PICマイコンで作った2軸のモータドライバです。ちなみにZ軸は動きますが、モーターもつけていなければモータードライバも無いと言う状況ですので、とりあえずZ軸に油性ペンを持たせてみました。XY軸を操作し、正方形をかいてみました。
下の写真が制御部です。PCとの通信をArduinoUNOが解釈し、PICとFETで構成されたモータードライバを制御するという方法でステージをうごかしています。一応奥にはZ軸用のドライバを組み付けるだけのスペースは確保しています。
実際に5回同じ場所で正方形を書いた結果です。目で見る限りはそこそこの正方形になっているとおもいます。1辺の長さからモーター5000ステップで約8.5mmの移動量ということがわかります。素直に割り算すればモーターの1ステップで1.6ミクロンぐらいですかね。プリント基板を加工するには充分すぎると思います。
やってみた結果、やはりというべきでしょうがプラスチックの板で作るのは強度的に厳しい。特にZ軸はプロクソンのリューターをつかうつもりなのでちょっとつらいという問題点が浮き上がってきました。これは骨格を木製にすることで回避できるのではと考えています。あとはGコードを解釈するプログラムを作るか、MACHみたいな出来合いを使うかという問題もありますし、リミットスイッチはやっぱり欲しいです。
先日も書きましたように、倉庫の引越し作業を進めています。いるもの、いらないものを仕分けていっているものは梱包して倉庫屋さんに送りつけます。いらないものはGW中に一括して処分する方向で調整。
並行して本の電子化も進めています。棚からひとつかみなんてコーナーが山下達郎のサンデーソングブックなるラジオ番組にはありますが、いまそんな状態です。明日は究極超人あ~る全巻+ジャンプコミック数冊を電子化する予定。
日本の教育は『人を育てる』のではなく『人を甘やかす』ものになっています。『研究は楽しいですよ』と若手を誘うのではなく、『歯を食いしばって世の中のために研究しなさい』と、研究者としての使命感を持たせる教育が必要だと思います
中村祐輔氏 医学博士。’11年、内閣官房医療イノベーション推進室長に就任。辞任後にシカゴ大学医学部教授。著書に『がんワクチン治療革命』(講談社)など
一昨年、体調を悪くしたこともあって学生時代から住んでいた名古屋を後に実家に戻ってきています。そのときに、実家に運び入れられなかった本や本棚、洋服をかけておくものなどをレンタル倉庫を借りて押し込んであります。たいていのものが捨ててしまうには惜しいが、そんなに頻繁にいるものでもないというレベルのものです。実家からは離れているのでそうそう取りにいけるわけでも無し、いい加減何とかせねばということでいろいろ考えていました。
最近ミニクラなるサービスを発見しました。箱は業者指定の定型ではあるものの、宅配便で倉庫と手元を行き来して預かり料は1箱200円/月というものです。こちらから送る際には送料は先方負担、先方からこちらへは預け入れ1年以上だと無料。そうでなければ800円です。ためしに箱をいくつか買って試してみました。おもったよりもたくさん入る。とりあえず買い集めている雑誌を確認がてら箱にどしどし詰めていきました。これに衣類や季節の小物などいれて結局5箱が先遣隊ということになりました。
発送は、郵便局さんにお願いして回収してもらうか、自分で窓口にもちこむかでおこなうのですが、実家に持っていっても週明けまで置くところもないですし、親がいなくて回収されないかもしれないので、持ち込むことにしました。休日ですのであいている窓口も限られますが、そこは元すんでいたところ抜かりはありません。と書きたかったのですが、休日窓口がある郵便局って基本的にはエリアごとの中央郵便局であって大きいんです。駐車場から窓口まで距離があります。そこに5箱持ち込もうとすれば5往復必至です。結局5往復して窓口のお姉さんに微妙な顔をされましたが、なんとか仙台に向かって送り出しました。荷受がいつになるかわかりませんが、いい子にしているんだよ。
4月の休日と、ゴールデンウイークにやることが決まりました。倉庫内の不要物を処分してできるだけ荷物をコンパクトにすることと、すべて発送してしまうこと。そして5月中には今の倉庫を引き払うことです。うまくできるかな~。
朝5時30分頃に阪神の方で地震があったようです。居間でごろごろしていたら有線放送のスピーカーと枕元においたスマフォが同時に地震警報音をだして、カウントダウンを始めました。ちょっとゆれたぐらいで済みました。不意をついてなるので嫌ですねえ。
駅のパンフレット置き場で飯田線秘境駅号という企画を見つけました。
http://shupo.jr-central.co.jp/train/iida_hikyou.html
飯田線は時間1本程度しか走っていないので、秘境駅と呼ばれる駅で降りてしまうと何もない秘境駅に1時間置きっぱなしになってしまう。秘境駅というくらいだから自然以外に時間を潰す場所もないということで秘境駅巡りは大変です。しかし、この秘境駅号を使うと、設定された秘境駅では20分程度停車をしてくれるので便利ですよというもの。
楽しそうだなと思いましたが、冷静に考えてみれば秘境駅に電車から人がぞろぞろ降りてきて賑わっていたら一瞬とはいえ秘境駅でなくなってしまうような気がします。
最近はちょっとしたことはArduinoをつかっていたが、故あってPICでなければいけない案件(というほどのものでもないが)にあたった。さてということで、準備を始めたわけですがきれいさっぱり忘れていた。PICについてもアセンブラでがりがり書くことは出来れば避けたいのでmikroBasicなるものをつかっているのですが、ArduinoのIDEと比べるとしょぼい。mikroBasicってBasicっていうわりにはハードウエアを意識しなくちゃならんところが特にひどい。Arduinoを知る前までは普通だと思ってやっていたのに、今になれば愚痴しか出ない。これって安易なArduinoに走ったゆえの堕落なんでしょうか。