実は明日から新しい仕事になりますので、いままでながーいこと通っていた職場とはひとまずのお別れです。
赤坂宿に大橋屋という旅館があって、江戸時代初期から今まで営業しているというのは東海道五十三次関係の旅行紹介を見ればたいてい書いてあることですが、2015年3月15日(つまり先月の中旬)をもって360年くらいつづいた営業をやめたとのこと。廃業の理由は、経営者ご夫婦の体力の限界とのこと。建物は豊川市に寄贈され来年以降公開されるとのこと。せっかくなのだから、営業を引き継いでくれる人を探せばよかったのにとも思います。
今年はバケツ稲をお休みして蓮を種から育ててみようと思います。種は奈良県の生蓮寺さんのご好意で2粒いただきました。袋のそとにある2粒がその種です。袋に入っているものが楽天のお店で予備に購入したものです。
とりあえず、ニュースでこの先10日くらいは天気がよく暖かな日が続くとのことで蓮の栽培スタートです。そうはいっても種は硬い種皮にくるまれていて、このまま土に埋めてもまず発芽しないそうです。ネット情報にならって、種子のお尻、花托についていた側の皮をやすりやニッパーで取り除きます。下の写真が種皮にあいた穴から中がのぞける状態になった種。とりあえず昨年にバケツ稲でつかった6個のバケツを転用しようと思っているので、生蓮寺さんからの2粒+自前で用意した種5個を同様に処理しました。このあとで、プラスチックの紙コップにいれて水を入れて窓際に放置プレイです。とりあえず、葉が2~3枚でるまでコップに仮住まいさせるとのことです。
花の終わったチューリップやヒヤシンス、ムスカリを母が根こそぎ引き抜いたので花壇はビオラとノースポールだけになってしまいました。ちょっとさびしくなってしまいましたが、あと半月位すると、朝顔が出回るようになるからなあ。今年は経費節約を兼ねて種から育ててみようかな。
そろそろ定時も過ぎたし帰ろうかと思っていたら、他の方からこのサンプルの観察は出来ないものかと持ちかけられました。いいですよ~楽勝ですなんてやっていたら、結局お泊りコースになってしまった。
昼ごはんを自宅で食べてから、天気もいいので藤川宿のあった岡崎市藤川にいってきました。
とりあえず国道1号線から藤川宿にはいっていくところにある棒鼻(復刻版)と見附(復刻版)がありました。棒鼻は赤い木の前にひょこっと立っている木の柱で、現在位置や宿場などの方向や距離などが書かれたものです。歌川広重の東海道53次の浮世絵の藤川はこの棒鼻付近を書いたものでした。それで復刻と・・・。そして四角の石積みが見付けというものです。宿場の入り口に当たるところで本来は見張りや警備の人がいるところなんですが形式的な境界位の意味しかなかったそうです。この写真の見付けは江戸の方向の入り口にあるので江戸見付けになります。ですから宿場の反対の境界には京見付けがある。
意図していないのでしょうが、旧街道沿いの町並みってこんな感じでちょっと広い道が意外と真っ直ぐ続くんですね。あと個人的には旧街道の町中には酒屋と学生服を扱っている服屋がある気がします。古くから酒屋呉服屋として商売しているからとかそんな理由だと思います。根拠はありませんが。
本陣跡地に復元された高札がありました。高札はお触れなどをお知らせするための看板です。
脇本陣跡地にある藤川宿資料館(無料)。かなりゆるーい管理の資料館でした。
資料館にあった藤川宿の模型。中央部分の一対の四角が最初の石垣。
いくつかの模型を見ましたが宿場は大体こんなかんじで、道の両脇に宿やら店やらが並びそのさらに後ろは田畑といった感じ。面で広がるいまの街とはちょっと違う。藤川宿は人口1200人、300世帯くらいの小さい宿場だったそうだ。
西のはずれ。右にある一対の四角は京見付け、中央付近にある緑の四角に木の生えている1対が一里塚。またどこかで書くと思うが、一里塚は数メートル四方の土地を2メートルくらい盛り上げてそこに木を植えたもの。街道を挟んで1対ある。
これが藤川宿西のはずれ。小学校の南側にある。東西の幅がだいたい1kmある。つまり、宿場のはずれに住む人が反対のはずれに住む人を尋ねようとしたら往復で2kmはあるくハメになる。たいへんだったろうな。
昨年末に秋月で16ビットのA/DコンバーターMCP3425を購入した。このコンバーターはI2C接続が使え、さらにDIPへの変換基板もついて250円とお得だった。Arduino UNOで使おうと思っていたが、仕事がごたごたしていて手付かずになっていました。ちょっとだけ時間があったので挑戦してみた。検索してもArduino UNO+MCP3425という組み合わせでの作例がなかったので、記録がてら掲載しておきます。
□ 回路図
とりあえず動作確認が取れればいいや位のやっつけ回路です。SCL,SDAのラインに入っているプルアップ用の抵抗ですが、データシートには5~10kオームと書いてあったけどたまたま1kオームのものがみつかったのでそれを入れておきました。可変抵抗VRはArduinoからの5Vを適当に抵抗分配してチェック用の電位を作るために入れてあります。
□ スケッチ
とりあえず動けばいいやというスケッチです。
#include byte dh,dl; long d; void setup(){ Wire.begin(); Serial.begin(9600); delay(1000); } void loop(){ Wire.beginTransmission(0b1101000); Wire.write(0x88); Wire.endTransmission(); delay(200); Wire.requestFrom(0b1101000,2); dh = Wire.read(); dl = Wire.read(); d = dh *256 + dl; Serial.println(d,DEC); delay(500); }
注意点というほどでもありませんが試作していてハマったことなどを幾つか列記します。
まず、Wire.beginTransmissionやWire.requestFromで指定するデバイスアドレスですが、秋月で購入したデバイスアドレスは7ビットで指定する1101000です。0x68であって、0xd0でありません。
次に、Wire.readでMCP4325からデータを読み込む際の変数の型ですが、Arduinoのマニュアルはcharで受けていますが、これをやるとArduinoが補数表現を使っておかしな結果を見ることになります。ですから上の例のようにbyte型で受けるほうがいいともいます。
Wire.write(0x88);で送り込む0x88がconfiguration registerの内容です。
bit7: 1=変換開始 0=最後に変換したデータ
bit6-5: 特に意味ない
bit4: 1=連続的に変換 0=1回だけ変換
Bit3-2: 分解能 00=12ビット 01=14ビット 10=16ビット
bit 1-0: ゲイン 00=1V/V(ゲイン1倍) 01=2V/V 10=4V/V 11=8V/V(ゲイン8倍)
Wire.endTransmissionしてから200msほど待っていますが、上の16ビット分解能だと秒15回くらいしかサンプリングできないようですので、最低でも1回の変換に70ミリ秒くらいかかることになります。この辺りに余裕をみて200msとしています。
あとは、変換の基準は内部で作られる2.048Vです。Vin+-Vin-が0V以上2.048Vまでなら0~07FFに変換されます。Vin+-Vin-が-1LSBなら0xFFFF,-2.048Vなら8000と負側は補数表現で表されます。上のスケッチは正の側では正しく動きますが、入力が負の側へは何も配慮していないのでご注意ください。
イースター、日本語でいえば復活祭というものだが、先日スーパーの食品売り場に行ったときに卵を使ったお惣菜にイースターと書いてあった。何にだったかが失念してしまったが商魂たくましいと思った。この数年ハロウィンは行事として定着してきたようにも感じるが、イースターはどうなるでしょうね。私は幼稚園はキリスト教系の幼稚園だったのでイースターもお祝いしました。茹で卵をもらってクレヨンで模様を書いて色セロファンにくるんで家に持って帰った記憶があります。ただ、商売として考えればイースターで何を売るかちゅう話になります。味付け卵とか卵料理くらいですかね・・・。そこまで無理に導入しなくてもいいように思います。