abc

news

クリスマスの奇跡 共和党選挙人、トランプへの投票拒否なるか(更新 12/20) 

2016-12-19 | Weblog

更新:2016/12/20(CNN) 

トランプ氏、選挙人投票で過半数確保 正式に当選果たす

米次期大統領を正式に選出する選挙人投票が19日、全米50州と首都ワシントンで実施され、共和党のドナルド・トランプ氏の当選が確定した。選挙人投票は各州の州都で順次行われ、テキサス州の投票でトランプ氏が過半数の270人ラインを突破した。

各州に配分された選挙人は原則として、11月の本選で出た州ごとの結果に沿って投票することになっている。本選でトランプ氏が勝利したテキサス州では38人の選挙人団のうち、36人が同氏に投票。この時点でトランプ氏は計301票を確保した。

同州の残る2人の選挙人は、共和党予備選に出ていたケーシック・オハイオ州知事と地元選出のロン・ポール元下院議員にそれぞれ投票した。

これに先立ち、本選で民主党のヒラリー・クリントン氏が勝利していたワシントン州でも、4人の選挙人がその結果に従わず、先住民活動家らに投票した。

全米各州の州都ではこの日、トランプ氏の選出を阻止しようとする抗議デモが展開されたが、選挙人投票で結果が覆ることはなかった。
トランプ氏は来年1月20日に大統領に就任する。


米大統領選、先月、一般有権者の国民投票は終わったが、正式にはまだ決着がついていない。全米538名による選挙人投票が実施されるまでは。そして選挙人投票日は米国時間19日(結果は日本時間20日正午)だ。両候補が獲得した最終選挙人数は、共和党トランプが306人そして民主党クリントンが232人であった。では選挙人は別の候補に投票することが可能であるのか?8月4日付読売新聞は、”共和党州「選挙人」、トランプ氏への投票拒否”と報じている。

どの選挙人も、前もって誓約(pledge)させられているが、誓約を違えて別の候補(例えば共和党選挙人がクリントン)に投票することは、連邦法上は自由(no federal law or constitutional provision) であるという。州法で誓約どおりの投票(vote as pledged)を義務付けている州でも、誓約違反投票に罰金(impose a fine)を科しているものの、投票自体は有効とされる。

例外的には、ミシガン州・ノースカロライナ州・ユタ州の州法では、誓約に反して投じられた票は無効(disqualify an elector)とされ 、その票を投じた選挙人は別の者と交代(provide a replacement elector)させられるという。

いずれにしても、トランプ相場でお祭り騒ぎのウオール街を除けば、トランプ勝利で米国ならずも世界中がいまだにショック状態。19日の選挙で、303名の共和党選挙人から少なくても38人が造反しクリントに投票する「クリスマスの奇跡」が起こることを願っている。管理人。

 

19日に選挙人が投票、トランプ氏の勝利確定へ 米大統領選

ワシントン(CNN) 米大統領選挙は全米の50州とコロンビア特別区で19日、538人の選挙人が州都に集まって投票を実施する。この投票で共和党のドナルド・トランプ氏の勝利が正式に確定する見通しだ。

選挙人の投票では、全選挙人が各州の集計結果通りに投票したと想定して、トランプ氏が56.9%の票を獲得する見通し。この得票率は、現代的な制度がスタートした1804年以降の選挙で大統領に選出された54人の中で44番目となる。それでも接戦となった2000年と2004年の選挙を制したジョージ・W・ブッシュ氏の得票率は上回る。

一方、有権者の投票では16日の時点で民主党のヒラリー・クリントン氏が48.2%の票を獲得し、トランプ氏の46.2%を上回っている。得票数ではクリントン氏がトランプ氏に対して280万票(2ポイント)以上の差を付けた。

過去の選挙ではブッシュ氏も有権者の投票で敗北していたが、対立候補に付けられた得票差はトランプ氏よりは少なかった。

新大統領就任に向けた最後の手順として、来年1月6日には米議会がバイデン副大統領の立ち合いの下、選挙人の投票の公式な集計を行う。制度上は個々の選挙人の票や集計結果に対して議員が異議を申し立てることもでき、もし上下両院が申し立てを承認すれば、その票は無効になる。ただし実際にそうした事態になったことはまだ一度もない。

この集計で公式な選挙結果が確定すれば、トランプ氏は1月20日正午、大統領に就任する。


参考:

Electoral College(各州+ワシントン特別区の選挙人)

 
Map of the 2016 U.S. presidential election projections:
  • In red: 306 Trump electors from 30 states + ¼ ME (2nd CD)
  • In blue: 232 Clinton electors from 19 states + ¾ ME and D.C.
 
Cartogram showing 2016 Electoral College projections. Each square represents one elector.
 
Faithless Electors(非誓約選挙人)

There is no federal law or constitutional provision requiring electors to vote for the party that nominated them, and over the years a number of electors have voted against the instructions of the voters. The most recent example of a faithless elector was probably an accident:  in 2008, a Minnesota elector nominated by the Democratic Party cast a ballot for John Edwards, the vice presidential running mate of John Kerry. It is not common for an elector to vote for the other party's candidate, however:  remember that most electors are selected by the political party for their party loyalty, and many are party leaders. The last time an elector crossed party lines was in 1972, when an elector nominated by the Republican Party cast his ballot for the Libertarian ticket.

Some states have passed laws that require their electors to vote as pledged. These laws may either impose a fine on an elector who fails to vote according to the statewide or district popular vote, or may disqualify an elector who violates his or her pledge and provide a replacement elector. No elector has ever been penalized or replaced -- nor have these laws been fully vetted by the courts. The states with laws that attempt to bind the votes of presidential electors are below:

全米州議会議員連盟 the Electoral College


post a comment