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[日中比較]日本の女子大生

2012-11-07 | Weblog
日本の女子大生 性産業に従事してなぜ恥ずかしくないの か

 少し前にテレビ番組である人が、「中国人女性が日本でAV撮影に参加していないか厳しく調べるべきだ。もし参加しているのであれば、『国の尊厳を激しく損なう』ことだ」と力説していた。

 もしこの言葉を日本人に置き換えてみるとおかしなことになる。日本のAV女優はほとんどが日本人なので、日本の尊厳は彼女たちによってすでに非常に深刻に損なわれてしまったことになるからだ。

 これぞ、中日の文化の違いからくる見方の違いだ。もし日本人にこのことについて話しても、彼らは理解できないだろう。日本のタレント飯島愛さんはかつて有名なAV女優だった。彼女のビデオは今でも販売されている。しかし、かつて一世を風靡したAV女優である飯島さんは、都知事選で柿沢弘治氏の応援に駆けつけたこともある。

 日本人にとって、性産業と関わりを持つことは確かに光栄なことではないが、恥ずかしいことでは絶対にないのだ。

 日本は伝統的に性に対して開放的だった。中国のような伝統的な貞操観はなく、江戸時代には道端で女性が体を洗うこともあった。そして現在、日本の主婦は夫が風俗店に足を運ぶことについて、ほとんどが「可もなく不可もなく」といった態度を示し、「仕事が大変だから息抜きも必要」、「仕事上の付き合いだから、理解できる」などとしている。これは別の国の人からすれば、理解できない。

 大阪には3軒ストリップ劇場があるが、日本政府は毎年ランダムに1軒を選び閉鎖させる。しかし翌年にはその店が再びオープンし、今度は別の1軒が閉鎖されるという。事情に詳しい人によれば、このような劇場のロビーには、バスローブを羽織っただけの若い女性がいて、様々なサービスを提供しているという。理解できない点は、これらの女性の多くが女子大生で、授業の合間にアルバイトとして働いているというのだ。彼女たちは翌日には平然と授業に出席し、論文を書いている。ここからもポルノ産業に対して寛容な日本の社会的雰囲気がわかる。


世界の多くの国では、ポルノ業界は社会に大きな問題をもたらしている。中でも結婚、家庭への打撃が深刻だ。日本でもこのような例はあるが、最も深刻なのは結婚・家庭面ではなく、青少年の道徳観の崩壊だ。AV撮影に参加すれば短時間で相当の収入が得られる。日本の女性の多くはこのような収入を得ることを嫌がらず、中にはハードな普通の仕事に就きたくない人もいるという。

 日本では不況により競争が激しくなり、売上も落ちている。AV業界も近年、極端に暴力的だったり、より変態的な作品を出さざるを得なくなった。社会道徳の崩壊が伺える。さらに、このような激しい競争によりAV女優から抗議の声が上がっている。彼女達は生計を維持するため、これまで拒否してきた変態的な作品を撮影しており、中には撮影中に幻覚剤などの薬物を服用して精神が崩壊する人まで出ているのに、収入は以前に及ばないという。

 近年、日本のAV女優たちによる抗議活動が後を絶たない。また関連の学術機関の統計によると、性産業の普及により日本の青少年の性の低年齢化は隣国よりもはるかに進んでいるが、多くの人が結婚には興味がないという。これは日本の少子化に影響する大きな公害と言われている。(編集SN)


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