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安倍 血税をネコババ(その手口は余剰交付金を基金に回避させるパナマ方式)

2016-05-28 | Weblog

中米パナマは租税回避国として知られる。この4月、パナマにある法律事務所から膨大な内部文書が流出した。そして同事務所が、実体のないペーパーカンパニーの設立など、大手法人や富裕個人を相手に課税逃れの複雑な仕組み作りに関与していたことが暴かれた。安倍は同様の手口で、ペーパーカンパニーならぬ名目だけの基金を設立し、余った交付金を国に返納せずに基金に回避させ、1500万円をネコババしてきたのだ。今、火だるまのドケチ都知事舛添も安倍のパナマ方式には感心しきりという。管理人の一言

交付金を積み立て 安倍首相に“血税1500万円”ネコババ疑惑

2016/5/28 ゲンダイ

約400万円の政党交付金をネコババし、舛添都知事は大炎上だが、さすが一国のトップとなると、スケールが違う。安倍首相に約1500万円の税金ネコババ疑惑が浮上だ。舛添知事がかすめ取った金額の実に3倍強に上る。

疑惑の舞台は、安倍首相が代表を務める政党支部「自民党山口県第4選挙区支部」(第4支部)だ。

政党交付金使途等報告書によると、2010~14年にかけて党本部から毎年600万~1900万円の政党交付金を受領してきたが、例年のように余剰金が発生。そこで「党勢拡大基金」という名称の基金を第4支部内に立ち上げ、使い切れなかった交付金をセッセと積み立ててきた。

首相就任を挟み、残金の推移は激変している。野党時代の10年末の残金は141万5036円に過ぎなかったのに、首相就任2日後の12年12月28日に694万6168円を積み立てて以来、毎年末に羽振りよく交付金を積み立て続け、残金は飛躍的に増加。13年末は966万3460円、14年末には1445万5238円と、4年前の10倍に増やしたのだから、恐れ入る。

しかも、12年7月に印刷製本費として基金から約141万円を支出したのを最後に、一切基金を取り崩していない。改めて断っておくが、基金の原資は全額、政党交付金、つまり国民の血税である。基金を通じて交付金を貯め込むのは舛添知事と同じ穴のムジナ、税金ネコババではないのか。

■使う気なければ国民に返すべき

第4支部の会計責任者に質問状を送り、基金の開設理由などを聞いたが、「政治資金規正法にのっとり適正に処理している。個別の質問には答えません」とのコメントしか返ってこなかった。

「私も不服ですが、基金開設は法で認められ、与野党問わず多くの議員が交付金を積み立てています。ただ、選挙に充てる議員が大半で、いざ選挙となれば全額を取り崩す。2年前の総選挙の際も安倍首相は基金に手つかずとは、よほど政治資金が余っている証拠です。使う気のない積立金は国庫返納がスジ。交付金を持て余すくらいなら、国のトップとして税金のムダ撲滅のため、率先して受け取りを拒否すべきです」(政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大教授の上脇博之氏)

法がおかしいのなら、安倍首相はそれを変えられる立場にある。ザル法甘受は許されない。


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